
今日も自分の人生をアップデートしていますか。
甫です。
今日のテーマは
社畜のメリット・デメリット
です。
「社畜」って、とても悪い表現ですが、自分への戒めも込めて、今回はこの内容で書き進めたいと思います。
そして、私は会社員・社畜です。
会社員・社畜の私が書き進めます。
メリットは以下の3つ
- ベーシックインカム
- 責任を取らなくていい
- 勤務年数=偉さ(まやかし)
デメリットは以下の3つ
- 時間を会社に捧げることになる
- 健康を会社に捧げることになる
- 人間関係を会社に捧げてことになる
目次
ベーシックインカム

毎月、同じ日にちに給料が振り込まれるっていうのは幸せなことであると思います。
どんなに仕事が辛かろうとも、帰りが遅くなろうとも確実に給料が振り込まれます。営業の方は歩合制や、超絶ブラックで働いてる方は除いてですが、大方のサラリーマンの方は当てはまるのではないでしょうか。私は約1年間留学の期間がありますのでその間はお給料がもちろん入ってきませんでした。ひたすら貯金が減っていく・・・。あの恐怖は正直仕事辞めた人にしか分からないと思います。
同級生で大企業に勤めている友人がボヤいていました。
会社には出世街道から漏れた40、50代が特に仕事もせずに出社している。しかも俺より高い給料で!!納得いかない。
これこそまさにベーシックインカム。場合によっては年齢が上がるごとに給料も上がる。何の成果も残していないのに。素晴らしいシステムですね。
責任を取らなくていい

何か損失があっても会社が守ってくれます。会社という大きなブランドを背負って私たちは働いているので、最悪は会社の代表が頭を下げることになります。失敗をしたところで上司がいて、部長がいて、専務がいて・・・と俗にいう「偉い人」たちが自分の代わりに謝ってくれて責任を取ってくれます。そして時間が経てば自分にまたいつも通り仕事が回ってきて何事もなかったかのように業務が進んでいきます。
あまりに大きな失敗に対しては多少の減給等はあるかもしれませんが、簡単にクビを切られることはないと思います。
会社は一度人を雇ったら簡単に辞めさせることはできません。
雇われている限り、社畜でいる限り、会社というブランドが責任を取ってくれます。
勤務年数=偉さ

長く勤めれば勤めるほど「ベテラン感」「先輩感」が出てきて偉くなってきます。事実、年齢である程度役職とお給料って上がりますよね。私が公務員だったときはまさにこれ。年齢を重ねるごとに給料が上がっていくし、勤務年数=その人の偉さ・成果みたいになっていました。
真剣に教材研究している若手のほうが授業が上手だったとしても、勤務年数が偉さと給料に反映されるので、正直意味わかんないって思っていました。
しかしながら、会社に居座るだけで勝手に偉くなっていくってすごいですよね。事実まだこのような会社のほうが多いのではないでしょうか。勤務年数が長くなったら自然と部下がついて雑務をやらせて、営業の辛い面も全部任せて、楽できる。まさにメリットでしかないですよね。会社にしがみ付くことによって自分のステータスがどんどん上がっていきます。
次からがデメリットです。
時間を会社に捧げることになる

私たちの人生で最も大事なものは「時間」です。これは何にも変えられません。
会社でどんなに時間を割いて働いても一番儲かるのは「経営者」です。これは絶対に変わらないと思います。
我々に平等に与えられている時間をひたすら消耗しているのに、そこに対する対価は平等ではないのです。成果で評価されるという選択肢を取れば、それに対する対価が不平等というのはある意味で平等なのかもしれません。
ただ、冷静に考えてみてください。
自分の大切な限りある時間を割いてまでお客様のために働くこと、会社の為に働くことはどのくらい大事なことなのでしょうか。自分に与えられた限りある時間を自分の為に使えないのが「社畜であるデメリット」だと言えるでしょう。
健康を会社に捧げることになる

一生懸命働く
昼夜問わず働く
風邪でも出勤する
そして体を壊して取り返しのつかないことになる。
会社に属すというのは、歯車の一部になるということです。イメージすればわかると思いますが、歯車が壊れてしまってうまく回らなくなったら、変えるだけです。
私たちは歯車です。壊れてしまえば捨てられます。ただ私たちは機械ではありません。壊れてしまっては変えはきかないのです。自分の人生を生きていく唯一無二の体が壊れたときの代役は誰もいません。
これは冷静に考えたらものすごいデメリット・リスクではないでしょうか。私たちは自分の健康と引き換えにその対価を受け取っています。自分の健康な体を会社に捧げています。あなたの健康な体の値段は月々数十万円ですか。
人間関係を会社に捧げてことになる

俺の居場所は会社にある
会社が私を必要としている
取引先は私を必要としている
そのようにして会社というコミュニティに身を置き続け、退職したときにどうなりますか。仕事というものが人間関係を支えていたとして、その仕事を取り除いても人間関係は続いていきますか。おそらく続かないでしょう。
会社があなたを必要としてくれてるのは「時間」と「健康」をささげてくれるからです。取引先があなたを必要としてくれているのは、「あなた自身」ではなく「あなたが背負っている会社というブランド」です。
あなたとお付き合いしたいわけではありません。
会社に居場所があると思っている人は、そのコミュニティでしか生きられなくなります。つまり、すべての人間関係を会社に依存していることになります。
自分で書いてみて思ったのは
会社に属すと
- 一定の賃金
- 一定の社会的地位
- 一定の裁量(責任を取らなくていい)
を与えてくれます。ただ全部「ある一定」
その代わり
- 時間
- 健康
- 人間関係
は奪われます。
会社に属さなくなるとこれらすべてはすべて逆になるのでしょうか・・・
年金の崩壊
終身雇用の崩壊
が迫っています。
それでも私たちは会社に頼っているほうがいいのでしょうか。
疑問です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。