
今日も自分の人生をアップデートしていますか。
はじめです。
お家を建てようと思ったときに、ハウスメーカー・工務店を選ぶポイントって何でしょうか?
私の母の友人がお家を建てるとなって、自分の家でもないのにやたら質問してくる毎日です。それは、私に多少の知識と経験があるからでしょう。
そこで、まず私が伝えたのが
「ハウスメーカー・工務店を選ぶ上での重要なポイント」
です。
簡潔にまとめると
担当者が正直である会社
に、任せたほうがいいと思います。
「正直であること」をもう少し掘り下げていくと
- メリット・デメリットをしっかり伝えてくれる
- 曖昧な返答をしない
- 責任感がある
以上の3点だと思っています。
目次
1.メリット・デメリットをしっかり伝えてくれる
お家づくりの時に工務店・ハウスメーカーさんを選ぶポイントの一つは「メリット・デメリットをしっかり伝えてくれる」ことです。特に木造住宅、特に無垢材をふんだんに使ったお家はメリットも十分にありますが、その分デメリットも必ずあります。
例えば、床材をメーカー既製品のフローリングか、それとも無垢材かで迷われる場合多いと思います。その時に
「フローリングはメンテナンスフリーでいいですよ!!掃除もし易いです。」
とういうオーバートークや、メリットしか言わない担当者は危険です。
まずお家づくりの中で使用する部材でメンテナンスフリーなものはほとんど存在しないという認識が大事です。
メーカーのフローリングであっても劣化します。例えば、エアコンやヒーターなどの温風が一部分に当たり続ければひび割れの原因になりますし、直射日光があたり続ければ、これも変色やひび割れの原因に繋がります。メンテナンスフリーではないです。
また、暖房が効いていない場合・床暖房の機能がない場合、フローリングはかなり冷たいです。
一方、無垢の床材(パインや杉など)は温かみがありますし、フローリングよりは柔らかいのでお子さんなどがごろ寝しても気持ちがいいですね。
ただやはり各製品必ずメリット・デメリット持ち合わせています。
無垢の床材でいえば、製品によってはササクレが出てきますし、床の焼け具合もフローリングに比べたら激しいように感じます。また、ケチャップやソースなどをこぼしてしまって放置しておいたらシミになってしまいます。
このように、メリット・デメリット持ち合わせているのにも関わらず、その説明を省いてしまうのは正直丁寧とは思えません。
担当者の話に聞き耳を立ててください。その人が本当に正直であるのか分かると思います。
2.曖昧な答え方をしない
おそらく大丈夫だと思います。
いいように仕上げておきます。
こんなやり取りもご経験あるのではないでしょうか?
「おそらく大丈夫です。」の返信に対して、もし大丈夫でなかった時はどうするのでしょうか。
どんな質問に対しても
「多分大丈夫です!!」
「心配ないです。こちらでいいようにしておきます。」
と、言われたら、この人大丈夫なのかな?って思いますよね。
本当に丁寧な対応をしてくれるのであれば
「大丈夫かと思いますが、一応メーカーさんに確認を取ります。○○日までに返答させてください。いかがでしょうか。」
の対応がより良いと思っています。
気を付けていただきたいのが、工務店・ハウスメーカーさんの担当者の方に
「いいようにしておきますね。」
「こっちでかっこ良くしておきます」と言われたときは要注意です。
お家づくりが初めてのお客様は、何が「いいでき」で、何が「かっこいい」のか判断がつかない、難しい状態だと私は認識しています。よって、しっかりとイメージを伝えてくれる・一生懸命説明してくれる担当者の方が正直だと私は思います。
信頼して任せるのは大事なことだと思いますが、抽象的な表現のままで、ほとんどの方が一生に一度のお家づくりを進めるよりかは少しでもイメージを共有することが大事だと思います。
なので、曖昧な答え方ばかりする場合は要注意かもしれません。
3.責任感がある
新築の工事には、社内でもいろいろな部門の担当者、工事をする業者さん・職人さん、下請業者から孫請け業者さんと様々な人たちが関わります。
いろいろなことが伝言ゲームのように伝わり、どこかで連絡が滞ったり、本当にカオスのような状態になる時もあります。
ただお客様としては○○ハウス・△△工務店に設計やお金の相談・工事の依頼をしているので、担当者が責任を持って仕事をしてくれていると思ってます。
そこで何か問題が起こったときに
「私はその担当ではないので。」
「業者さんのミスです。」
という回答では納得いかないと思います。
「担当者にすぐに確認しますのでお待ちください」
「今回の件は我々の管理不足でした。すぐに○○業者さんと協力して対応します」
等の返答があれば、この人に任せて良かったな・責任もって対応してくれるなと思えるのではないでしょうか。
その責任感を最初に計る指針は「レスポンス(返答)の速さ」だと思います。
お願いしたことに対して
- すぐに返答が来る
- 期日を守ってくれる
- 思ってより早い返答が来る
が一つの指針になるのではないかなと思います。
聞かれたことに対して「忘れないうちに返答しよう」「お客様の疑問点・不安な点を早く解消しよう」という責任感が、このレスポンスの速さに繋がるのではないかと思っています。
お家づくり、特に建売でなくフルオーダーのデザイン住宅を購入する場合は、完成したものを見ることができないので担当者の方の人間性が非常に重要ですよね。
この人が言うならきっとそうだな。この人と感性が合うから素敵なお家が建ちそうだな。といったイメージだと思います。
お家づくりは、車のように「工場加工→工場出荷(工場で同じものを大量生産して、モデルと全く同じものをお客様のところへ届けること)」ではありません。お家づくりは「工場出荷→現地加工(工場で出荷した材料、を現地で加工していく)」になります。すなわちお客様にイメージしてもらう完成品というものが目の前には存在しないことになります。(建売の場合は違います。)
よって、いろいろなことを正直に伝えてくれる担当者の方が、私は「良い担当者」だと思っています。
一生に一度のお家づくりです。
工務店・ハウスメーカーのネームバリューも大事かもしれませんが、お家づくりにかかわる担当者がどうなのか、という点でも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
是非参考にしてください。 最後まで読んでいただきありがとうございました。