
ほとんどの方が一生に一度のお家づくり。
そんなお家づくりの前にゆる~いお家づくりの知識を共有させてください。
今回は屋根編です。
屋根の形って一体どんなのがいいのか迷いますよね・・・
屋根の材料にも何を使ったらいいのか・・・
皆さんが1番不安なのはやはり雨仕舞だと思います。
雨仕舞
雨が降ったときに雨漏りなどしないような作りのこと、雨に対して強い作り方・組み立て方か、という認識で充分かなと思います。
まずは屋根の形状の方から紹介していきたいと思います。
大きく分かれて、今よく出てる屋根の形は以下の4種類かなと思います。
- 片流れ屋根
- 切妻屋根
- 寄せ棟屋根
- 招き屋根
それぞれに特徴がありますので1つずつ紹介していきたいなと思います。
目次
1.片流れ屋根

片方の方向に傾斜した形状の屋根。高い位置に窓を設置できたり、屋根の勾配を変えればロフトも設けることが可能かもしれません。最近のモダンな感じの外観に多いのかなと思っています。
2.切妻屋根

本屋・雑誌などを開いて机の上に伏せたような感じの形の屋根ですね。
屋根勾配もつけやすく、紹介してる4つの中では1番雨仕舞が良いのではないかなと思います。
3.寄せ棟屋根

中心から4方向に傾斜する屋根の形です。
ちょっと昔の家の屋根の形多いのかなと個人的に思います。
片流れや切妻の屋根に比べて、この寄せ棟の屋根というのはあまり最近見ないのではないかなと思います。
4.招き屋根

片流れ屋根が2つ存在して、段違いになった屋根です。この形もの屋根もそんなに頻繁に見る事は無いかなと思います。この屋根の形の場合は下の片流れ屋根と壁の接合部分の雨仕舞に注意したいかなと思います
軒ありがいいのか、軒ゼロがいいのか
軒ゼロ

軒アリ

最近のデザインとして、「軒」を出さない、要は屋根の先端を壁から出さないデザインも出ています。「どちらがいいか?」というところですが、ボックスデザインが好き!!という方は軒0のデザインかもしれませんね。ただ1部のメーカーさんによっては、軒が出ていた方が雨仕舞が良い、雨の吹き込みの心配がない、などメリットを細かく説明してくれるところもあります。よって、一概にどちらがいいのかと言うわけではないので、各ハウスメーカーさんに特徴しっかり聞いてみてもいいかもしれません。
個人的には軒が出てるデザインが好きです。
屋根の材料に関して
瓦
日本古来のデザイン。粘土を一定の形に整えた後に900度から1200度に焼いて生成した屋根の仕上げ材です
最近では耐震のために屋根を軽くしようという動きもあるようです。全体的でみると、瓦の屋根と言うのは少し少なくなってきている傾向にあるのかなと思ってます。これはあくまでも私の印象です。
スレート屋根
- 天然スレート
- 化粧スレート
の2種類に分かれます
天然スレートは粘板岩を薄く剥いだもの。化粧スレートはセメントと繊維を固めて人工的に固めて作ったもの。大体7年から10年で塗装し直して、20年から30年で葺き替えるというのが一般的かなと思います
金属板
ガルバリウム鋼板がここの部類に入ります。屋根も全体的に軽くして、耐震性を高めようという動きがある中で、最近はこの金属板の屋根が徐々にメジャーになってきているのかなと思います。もらい錆などに気をつけなければなりません
金属板のデザインについて
- 瓦棒葺き
- 立ハゼ葺き
- 段葺き
- 一文字葺き
のこの4つが大体メジャーかなと思っています。
一文字葺きの屋根は相当かっこいいと思います!!
ただ施工費用が高いのかなーと・・・
いかがでしたでしょうか?
なんども言いますが「ゆる~いお家づくりの知識」を身につけていただくための記事ですので、
内容が薄い!!
もっと詳しく!!
などの、ご意見はスルーさせてください・・・(笑)
皆さんに最低限これくらい知識があれば、家づくりの手助けになるかなと思って書いています!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。