
今日は皆さんに
良く分からない広告には惑わされないので
というテーマで話したいと思います。
の前に!!
読者の方が少しずつ増えております!!
非常にありがたい…
引き続き精進します。
では本題へ移りますね!!
ポスティングや、折り込みのチラシって結構過剰な表現とか、曖昧な表現があって
良く分からない
何をもって高性能なの?
といったこと、よくあるのではないでしょうか。
今回はそんな「良く分からない表現」を取り上げて記事を書き進めようと思います。
目次
高性能サッシ

高性能サッシとは何のか?ということをまずは疑ってください。
前回の記事でも書きましたが昔のサッシはアルミでした。熱伝導率が高く、断熱性能も低いので冬は寒く、結露もするので、サッシ周りがびしょびしょになることも多いかと思います。
また、外部の冷気が隙間からガンガン入ってくるなんてこともあるのではないでしょうか。
ではこの、「高性能」とはなんなのか。
- アルミサッシと比較して高性能なのか。
- メーカーの商品内で比較して高性能なのか(Ex.YKKapのAPWシリーズ内での比較)。
- メーカーAのものと比較したときに高性能なのか。
では全く違います。
今回は高性能サッシを例に取っていますが、「高性能○○」は工務店・ハウスメーカーに訪れた際に聞いてみたほうがいいですね。
過剰に性能をうたったり、最高級とかは質問してみたほうがいいですね。
自分が納得した上での高性能であれば、問題はないと思います。
地震に強いお家

上記の件と少し被りますが、最高級の耐震等級!!って主張してるところも怪しいですね。
化粧品、栄養食品でも画面に小さく
「これは当社比であり、個人差があります」
と表現されている製品って多くないですか。
耐震等級には以下の種類があります。
- 耐震等級1
- 耐震等級2
- 耐震等級3
そもそも「耐震等級1」が何なのか?というと
阪神淡路大震災クラスの地震が来た時にも、耐えうる耐震性
という基準です。
これを「1」の耐震性とした場合に
- 耐震等級2は耐震等級1の1.25倍の強さ
- 耐震等級3は耐震等級1の1.5倍の強さ
となります。
こういったように、具体的な強さを示すものがあるのに、最高級の耐震等級!!ってのはあまりに不親切です。
- 外部の耐力面材を使用しているのか
- 制震ダンパーを採用しているのか
等も聞いてみるといいかもしれませんね。
冬暖かく・夏涼しい
この表現も曖昧ですね。
2020年省エネ基準(これは見送りになったとか・・・←私より詳しいかたいたら教えてください)では「断熱基準等級4相当」を取得することが推奨されています
今後の記事で解説していくつもりではあるが、私が知りうる代表的な断熱材は以下の通り。
- グラスウール
- ロックウール
- 硬質ウレタン吹付断熱
この3つの材料のうち、どれを使ったとしても「断熱基準等級4相当」を取得するためには、施工基準(断熱材の厚み)を守って施工しなければならない。
「うちは断熱材が、床下にも、小屋裏にも入っているので冬は暖かく、夏は涼しいですよ~」
は、確かに断熱材は入っているけど「4相当」を満たす施工方法なのかがグレーですし、購入を考えている私たちには不親切な表現ですよね。
皆さんに知識として共有するのであれば
断熱の等級はいくつですか?
と聞いてみるといいと思います。
あなたのわがまま叶えます!!
何でもできるというような過剰なアピール。
デザイン住宅・注文住宅であれば、建売住宅よりかは、当然融通が利きます。
しかしながら、耐震性もしっかりとキープしながら、壁も極力なくして広がりが欲しい。けど費用はかけたくない・・・
となったときに、
すべてできます!!
という担当者がいたら私は疑います。
耐震性能を高めたいのであればある程度、四角・ボックス型の形が理想的ですし、壁も内部にしっかり取ることが大事です。(他に要素はたくさんあるそうですが、省きます。)
制震ダンパー等をつければ当然費用が上がります。
お家づくりは一長一短あって、どこかを優先したら、どこか諦めなければならない場合があると私は思っています。もちろん費用次第ではどうにでもなるかもしれません。
お家を建てる工法によっても、間取りに制限は多少でてきます。
- 在来工法なのか
- 2×4工法なのか
- プレハブ工法なのか
ということも、間取りに関係してきます。
しっかりと、何ができて・何ができないのか、メリット・デメリットを合わせて説明してくれる工務店・ハウスメーカーが私は親切だと思っています。
このように記事にしてみると、曖昧な表現方法ってたくさんありますよね。
別記事でも紹介してますが、お家づくりに欠かせないのは「担当者による丁寧な説明」だと思います。ただ担当者の方も人間ですので、すべてを網羅した説明は不可能だと思います。
よって、我々も少なからずお家づくりの知識を身に着けましょう。
ゆる~い知識を引き続き発信していきますので、今後も是非とも参考にしてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました