
良く疑問に思うのではないでしょうか。
一生賃貸か持ち家か。
人それぞれ、個々ライフスタイルが違うので、これがベストというわけではないが、賃貸か持ち家か迷っている方の参考になればと思い、記事を進めていきます。
- 一生賃貸
- マイホーム購入
の順に話を進めていこうと思います。
目次
一生賃貸
若い頃は健康な場合が多いですし、転勤の可能性もあると思うので賃貸のほうが断然便利という考えの人が多いと思います。事実私もそうです。
ただ、ライフスタイルが変化するにつれて、その考え方も徐々に変わってくるのではないでしょうか。そして、賃貸の方が得と思っていた人が現実向き合わなければいけないので、高齢者になった時です。
それは以下の理由から。
- 孤独死
- 認知症
- 突然の立ち退き
孤独死
万が一、物件で孤独死があった場合、回復の費用にお金がかかります。この費用に関しては連帯保証人が支払うべきものですが、自然死の場合は該当しない場合もあるとの判例も出ておりかなりグレーです。
孤独死があった場合は、再募集の際の告知義務により物件が決まりにくい恐れがあります。すなわち、原状回復費用を負担する必要がなかったとしても、家主にとっては機会損失があまりにも大きいということになります。
海外でも事故物件は毛嫌いされがちですが、日本ほどではないようです
- 目の前にお墓がある
- 近くで事件があった
等の理由から、それに該当する物件を避ける傾向が日本人は強いようです。
まさに多大な機会損失ですね。
認知症のトラブル
認知症に関しても同様です。
何かが起こったときには基本的には、貸主も責任を負わなくてはなりません。
賃貸借においては、借主に有利なような条件が多いようです。
立ち退き
老朽化したアパートを安く借りて、住んでいる。
突然立ち退きにあった場合は、高齢者の方は次の転居先が見つかりにくいそうです。
一生賃貸を選択した場合の一番の恐怖は自分と建物が高齢化した時です。
突然の立ち退きにあった場合、高齢者の方は次の転居先が非常に見つかりにくいという事実に直面します。
私の考えをまとめると、一生賃貸に関しては以下の見解です。
- 若い人にとってはメリットが大きい
- 高齢者にとっては潜在的なデメリットが隠れている
マイホームの購入
マイホームを購入した場合は
「思わぬ出費」
というのが一番の問題だと思っています。
「賃貸で家賃を払い続けるのであれば、マイホームを購入しても一緒」
「賃貸でお金を払い続けるのはもったいないですよ。月々の支払いは賃貸と一緒ですから。」
という、営業トークに「確かにそうだな」と納得して家を購入してしまう方が多いのではないでしょうか。
ただ冷静に考えてください。
出費となるものは本当に家賃と同等の金額だけでしょうか。
維持・メンテナンス費用
10年すれば、お家もかなり老朽化してきます。
- 水回り
- 外壁
などは、メンテナンスの費用だけで数十万~数百万に達する場合もあります。
持ち家の人の大半が、住宅価格の1~4%を年間の維持・修繕費として使っているというデータもあります。
すなわち、1500万のマイホームを購入したとしたら、年間で15万~60万の維持・修繕費が必要となってきます。
自然災害や強盗の被害にあった場合は、保険がカバーしてくれるかもしれません。ですが、普通に生活をしていて必要になった修理や取り替えは、基本的に自分自身で対応する必要があります。
住宅関連の毎月の支払いをより正確に把握するには、保険や税金、光熱費、管理費・修繕積立金、売買手数料なども、考慮する必要があります。
この文章を読んだだけで頭が痛くなりませんか?(笑)
ただ、本来であれば頭が痛くなるくらい悩んで購入するべきものを
賃貸の支払いとたいして金額が変わらないから
という理由でマイホーム購入を決めいている人が多いのではないでしょうか
家具・家電の費用は予想を超える
住宅購入の際に気を付けなければならないのは、お金の感覚が少しおかしくなってしまうことです。
先ほどの例を挙げると1500万の家を購入するとなると、5万円が安く感じますよね。
この際に、家具・家電を新しくしようという発想になる方が多いように思います。
すなわち、これも余分な出費として含まれます。
これを考えると、ますます「賃貸の支払いと金額が変わらないから理論」がおかしくなってくるのではないでしょうか。
まとめると、マイホーム購入に関しては以下の見解です。
- 見えない出費を考慮しているか。
- ローンを払い終えたら持ち家は本当に資産になるのか。
(人口の減少に伴い、地方の不動産価値は下がるのではないかという予想から)
先日、ニュースで報道された
老後の貯蓄として2000万は自分で準備してください
という内容が話題になっているのではないでしょうか。
突然のカミングアウトですね。
2000万は一軒家またはマンションが購入できるレベルです。
自分の拠点となる住まいをどうするのかは、今回のニュースでさらに真剣に考えなければならない問題なのではないでしょうか。
この記事が皆さんの手助けとなれば幸いです。
悪魔でも、ゆる~い知識と情報の共有、私の見解が入ってます。
今後も引き続きゆる~く発信していきますね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。