
ここ3日間私は、出張で県外に行っていました。
その間は個人的に進めたかった、ブログ・プログラミングの学習が全くできませんでした。もちろん読書もできません。
強く感じ出たのは、雇われの身だと以下の大事なものを搾取されて、完全に失います。
- 時間
- 信頼
- 場所
どれも意識しないとあまり重要には感じないかもしれませんが、自分の人生を自分らしく生きるためには上記の3つは非常に大事だとお思います。
私たちの人生に関して、何も責任を取ってない会社に奪われてしまっています。
私もお金が大事だと、お金がすべてだと20代前半は思っていました。
しかし30代になり、それと同等、もしかしたらそれ以上に大事ではなかと思ったのが上記の3つです。
目次
時間

会社は私たちの時間を奪います。
朝の出勤時間から夜の定時退社まで、もちろんそのあとに残業が続けば、もっと拘束時間は長くなります。
思考の時間も奪われます。
休日に自分の時間を過ごそうと思っても、仕事のことが頭をよぎって、落ち着かないなんてことはよくあるのではないでしょうか。
会社にいる時間が、奪われている時間ではなくて、冷静に考えてみたら休みの日であったとしても仕事のことが頭から離れないという時点で、私たちの時間は会社に奪われています。
すなわち、会社に属している限り、自分の人生を過ごしているように見えて、ほとんどの自分の時間を会社に捧げていることになります。
その時間は有意義なものか
27歳~30歳まで、ほぼ休みなく働き、私は今会社を運営しています。
その時間は非常に有意義なものでした。
もしかしたら、自分の中で有意義なものだと、無理やり解釈しているのかも知れません。
ただ3年間ほとんど休みなく働くことによって、私のスキルは飛躍的に伸びたと思っています。
皆さんが今時間を費やしていることは有意義なものですか。
有意義なものとは、自分のスキルが向上するものかということです。
- 3年間続けてみないと本質が見えてこない
- 石の上にも三年
いろいろ言われますが、3年後にどんなスキルが身について自分がどうなっているか想像がつきますか。
想像がつかない
自分の人生の武器になりそうにない
とおもったらすぐに辞めてしまいましょう。
まさに時間の無駄。
あなたの貴重な3年という時間を割いて、スキルが何も身に付かないような会社に属す必要はありません。
その時間は全く有意義なものではなく、時間の浪費です。
信頼

これは最近気づいたことです。
最近はお金を貯めることでなくて、信頼をためることが重要であると、本やネットでよく見かけるのではないでしょうか。
しかしながら、私たちは会社にいる時点で、この信頼・信用さえも奪われています。
私の周りでもよくあるのですが、大手のメーカーさん(TOYO〇A、LIXI〇等々)に勤めていて、そこそこの営業成績だと
独立します
という人が出てくるそうです。
そしてだいたい失敗するようです。
なぜだかわかりますか?
それは○○さんを信頼して、大手の商品を購入するのではなくて、商品自体の価値・安全性・性能に魅力を感じているから購入します。
個人に対する信頼ではなく、メーカーの商品に対する信頼
私たちは、自分のブランドで勝負しているわけはなく、メーカーの看板を背負って信頼を得ているだけです。
そこでは私たちに信頼という付加価値はないのです。
これは大企業に勤めている人ほど、顕著ではないかと思っています。
独立した途端に自分には、誰かに信頼してもらえるような価値はないのだと気付きます。
場所

勤める会社によって、私たちのスペース・居場所は決まります。
- 会社の近くに家を建てる
- 会社から5分圏内に賃貸を借りる
- 転勤があるから定住できない
等々、会社がどこにあるのか、会社までどのように通いたいのかによって、私たちが本来住みたい場所を自由に選べる権利は奪われます。
会社がどこにあるかを軸に、私たちはどこに住むのかを考えなければならない。
会社によって割かれる家族の時間
全国転勤がある会社も、もちろん私たちから「場所」を奪います。
ここに新居を構えて、家族の時間を過ごそうと思っていたところに転勤の辞令。
転勤先で強制的に自分の「場所」を確保する。
そして、家族との時間を過ごそうと思ったら、そこに行くまでに時間とコストを払って戻らなければ、家族との時間を過ごすことはできない。
これも会社によって家族と共有できるはずだった時間は奪われ、家族と過ごすはずだった場所も奪われることになる。
会社に人生を捧げるのは自分の人生に無責任
- 会社に尽くす
- 会社の為に働いてきた
というような人がいると思う。
自分の父も一つの会社に定年まで勤めあげる働き方を選んだ。
その選択を私は尊敬しているし、すごいと思う。
父のことを心から尊敬している。
しかしながら時代を変わっています。
TOYO〇Aが社員の未来を保証できないことを公言しました。
国が老後の生活を保障するのを辞めました。
すなわち、私たちは自分の人生に対して責任を持って、全うしなければなりません。
今までは会社に対して
- 時間
- 信頼
- 場所
をささげれば
生活の基盤を与えてくれて、余生の保障をしてくれました。
しかし今は違います。
私が伝えたいのは以下の3つです。
- 自分で、自分の時間を、自分の為に使いましょう
- 自分の信頼を高めましょう
- 自分の居場所を自分で確保しましょう
会社に依存していてはすべて奪われます。
今からでも遅くないです。
どうしたら上記の3点を確保できるのか。
考えて行動しましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。