生き方・考え方

教育・指導方法の違いについて考えてみた

AmebaTVで体罰が必要なのかに関して議論しているのを見て、教育・指導方法にはどんな手段があるのか考えてみたところ、主に以下の3つではないかと思う。

  • 支配
  • マニュアル
  • 自主性

教員の時にも、どうしたら生徒たちがルールを守ってくれるのか、もっと学習意欲が高まるのか、日々の生活が改善されるのか悩みました。

会社でも新しい人たちが入社してきてくれた時には、どのように彼らにかかわれば仕事ができるようになるのか、等で頭を悩ませますよね。

皆さんも

どうしたら育つのか

といった悩みは、絶対にもっているのではないでしょうか。

上記3つの方法にメリット・デメリットは必ず存在します。

今回はこの手段が最良ではないかというより、私が考える長所・短所を経験と予想から皆さんに紹介したいと思います。

そして、そんな組織がどのようになっていくかを考察してみました。

支配

支配で育った人の特徴

  • 常に顔色を伺う
  • 上司の笑顔が一番の喜び
  • 思考することを放棄する
  • 部下に対しても支配しようとする
  • 不満でいっぱいになる
  • いつかやり返すという野心でいっぱいになる

今の時代ではあまり流行らないかもしれませんが、これはかなり暴力的ですね。

パワハラ

モラハラ

等で罰せられる可能性があります。

ただ昔は存在していたかと思います。

歴史をたどってみるとほとんどの国が民衆を「支配」することで国の領土を広げ覇権を争ってきたので、もしかしたこれが最も古い教育方法なのかもしれません。

単純に上下関係を決めて、上の身分が決めたことに関して、下の身分の者が従うといったものではないでしょうか。

支配のメリット

・時間がかからない

・強制力がある

支配のデメリット

・反感を買う

・長期的に続かない

時間がかからない

支配で教育すること一番のメリットは時間がかからない事だと思っています。

決められたことをただこなす

そこに思考はいらない

といった感じですので、上からの命令をこなすのみです。

ルールを作る時も簡単です。

一番偉い人が「これをする!」と決めてしまえば、それがルールになります。

皆さんの社内の会議がどうか分かりませんが、何にも意見を持たない人・関心がない人が会議に出て無駄に時間だけが過ぎて、何も決まらないなんてことあるのではないでしょうか。

支配で教育する上では、上の人の意見に下が完全に従うので、意見をわざわざ吸い上げて考慮する必要がなく非常にスピーディーです。

従う人間も考える必要がないので迷いません。

強制力がある

支配で教育する場合は、かなりの強制力があります。

思考の余地はなくひたすら従うのみ。

他のことを選択するといった、選択の余地は全くありません。

強制力によって、ある種の統率力が取れるため、短期的には非常に有効な方法だと思います。

でも、私は・・・

しかしながら・・・

といった、意見を徹底的に排除して言われたことのみをシンプルにこなす。

この強制力こそが、支配することのメリットではないかと思います。

反感を買う

とにかく、恨みを買う指導方法でしょう。

抑圧された人間は必ず反発します。

場合によってはつぶれてしまうかもしれません。

また支配されたストレスから、部下に対しても非常に厳しく接していくと思います。

長期的に続かない

非常に攻撃的・支配的であるために人が長く続かないと思います。

ある種のカリスマ性を備えた、一握りの人間によって作らた組織ですので、その人間たちがいなくなってしまったら組織は崩壊します。

また、このような状況では確実に人は育たない。

先ほども述べましたが、短期的には非常に効果のあり有効かもしれませんが、人が辞めて、組織も崩壊していきます。恐怖で育った組織の長期的な継続は難しいと判断しています。

マニュアル

マニュアルで育った人の特徴

  • マニュアルにのっていることは100%実行できる
  • 臨機応変に対応できない可能性がある
  • 判断することは苦手

どの組織にもマニュアルは存在していると思います。

会社1年目・2年目の人たちは可能性は無限大かもしれないが、申し訳ない話だが生産性はほんとに0に等しい。

そんな中ではマニュアルは大いに活躍する。

なぜならばそれに従っていれば、大きなミスをする事もなく確実に成果が出る可能性が高まるから。

マニュアルのメリット

成果を出しやすい

ミスを指摘しやすい

マニュアルのデメリット

完全に思考停止

成果を出しやすい

成果がでるように、大きな損失が生まれないように作ったのがマニュアルであると思っています。これにさえ従っていれば基本的には成果は出るでしょう。

ある会社の営業では、新卒の子でさえもすぐに最前線で営業します。

ただし、インカムを付けて会話が指令室のようなところに届き、その会話を聞き取った上司にあたる人が、どんな対応をとればいいのかなどを、マニュアルに沿って事細かに指示を出す会社のようです。

これならば、マニュアル通りの対応が取れるので非常に理想的ではあるでしょう。

ミスを指摘しやすい

すべてがマニュアル通りなので、どこのミスを犯したのかも明確です。

どこで躓いてしまったのか

どこが問題だったのか

などを、フィードバックしやすく、抽象的な指摘を避けることができます。

注意された側も、指摘されたところが明確ですので、不満を抱く必要もなく、その個所のみを訂正すればいいだけです。

非常に効率的に改善が可能だと思います。

完全に思考停止

マニュアル従っていると、自分で考える力は奪われるのは言うまでもないですよね。

すべてをマニュアル化した組織に危険なのが、完全に思考停止した社員が多くなることです。

マニュアルに載っていない状況には、ほとんど対応できません。

私はサッカーの指導もしていたので、これは特に痛感します。

サッカーのみならずスポーツは監督はいますが、あくまで考えてプレーをするのは選手です。

ひたすら前にボコボコけるサッカー戦術取ってくるチームが、正直地区大会レベルでは見られます。完全に思考停止の戦術です。

地区の大会は勝てても、県の大会になると状況は変わります。

自分たちの蹴る戦術が全く通用しなくなるのです。

すなわち教わっていったマニュアルが全く使えなくなります。

その途端、完全に思考停止になり、万策尽きた状態になりますね。

マニュアルを多用していると、組織の均一化は可能ですが、いざという時に対応できないチームを作り上げることになります。

そして、考えない組織は時代の流れと共に衰退していきます。

思考を繰り返し、問題点に気づき、改善していくことが組織の成長に繋がります。

思考停止した組織に、改善の余地はありませんよね。

自主性

自主性を重んじて育った人

  • 自分で考える力が育つ
  • 成果を出すのに時間がかかる

自主性を育てるために、個人で考える力を伸ばそう。主体性を育てよう。

が最近は流行りなのかなと思っています。

私はルールに縛られるのが嫌いですし。マニュアル通りに仕事するのも正直非常に退屈だと思ってしまう人間ではあります。

しかし、この自主性に任せるのは非常に難しいですよね。

失敗の可能性も大きい

成長するまでにかなりの時間がかかる

組織として能力のムラが非常に出てくる

自主性と自分勝手を勘違いする(←これが結構厄介(笑))

等の不安材料が結構考えられます。

教えるほうも、何をどのように指導したらいいのか分からないといったところが正直な意見かと思います。

私の記事で参考になりそうなものを、以下に貼っておきます。

自主性のメリット

自走できる能力が身に付く

自主性のデメリット

成果が見えにくい

自走できる能力が身に付く

自分で考えて行動する習慣が身に付くので、最初は時間がかかりますのが、ある程度育ったら放っておいても自ら考えて行動します。

今後は会社にぶら下がって生涯を終える働き方が減ってくると思われるので、個人の能力を自分で磨いていく、自分で考えて行動していく能力は非常に重要です。

私も現在プログラミングの学習を進めていますが、いろいろなブログや記事で、すぐに質問するようなエンジニアは仕事ができないといったものをよく見かけます。

自分で考え抜いてエラーを探す力、コードを修正する力が問われているという事ですね。

困難な状況に遭遇したとしても、自分で考える習慣の人にとっては解決策を考えて行動に移すことも、マニュアル通りに動いてきた人よりかは可能なのではないかと思っています。

成果が見えにくい

これが自主性を重んじたときのデメリットかと思っています。

ある種の正解を導くのに、相当時間がかかるのではないかと思っています。

自分で考えて行動する・自走するというのは、ある程度の経験が必要なのではないかと思います。

全く経験がない人に「自主性」を求めるのはかなりしんどいですし、見守るほうも成果が出るまでの待つという忍耐をかなり要するのではないかと思っています。

組織としては自主的・主体的な人材が集まったほうが、長期的にも事業が継続しやすいのではないかと思っています。

ただ成果が出るのに、時間が必要ですね。

各ステージで使い分ける

今回は

  • 支配
  • マニュアル
  • 自主性

と3つのパターンを紹介しましたが、会社の現段階のステージを見極めて、どの方法に最も重点を置くかが大事だと思いました。

「支配する」という選択肢はないと思いますが、マニュアルと自主性は使い分けたほうかいいかといった結論です。

最初から

自主性に任せるよ。自分で判断してね。

は、少し無責任な感じはしますし、言われた側も見捨てられた感があるかもしれません。

マニュアルを強制するのも、判断すること、裁量を奪われていると思われるかもしれません。

例えば、新卒1年目~3年目までは既存のマニュアルに従って、ある程度経験を積んだら自主性に任せるといった選択肢があるかと。

これが正解!!というのはないかとは思いますが、皆さんの参考になれば幸いです。

つたない内容になってしまったかもしれませんが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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