
もっと自由に働きたい
やりがいのある仕事に付きたい
といったように、私たちは日々思うことがたくさんあると思います。
事実これを書いている私自身も、本当の意味で好きなことを突き詰めて仕事をしていないのは事実である。
ただ本当に自分の好きなことについて考えたことはあるだろうか。
好きなことを仕事にできる、お金は出すからやってみなさいと言われたときに
私はこれがしたい!!
と心の底から言えるのであろうかと、私は不意に考えるようになった。
自分の好きなことがしたいと言いつつも、皆自分の本当に好きなことが何か分からずに日々を過ごしているのではないだろうか。
飼われるのは嫌だ
社畜で終わりたくない
とは言いつつも実は望んでいるのはないだろうか。
そんな卑屈な記事が、本日の内容です。
トピックは全部で3つ
- 好きなことが分からないからとりあえず社畜
- 働いている感を出したいから社畜
- 集団の中に紛れていたいから社畜
目次
好きなことが分からないからとりあえず社畜
わが社に入ったら何がしたいですか
これって面接でよく聞かれる質問なのであろうか?
会社に入っても営業希望で入った人が人事、企画希望で入った人が営業なんてことはよくあると思うから、そもそも会社に入ったら何がしたいかなんてほとんど関係ないに等しいと思っている。
よって
会社に入ったら何がしたいのか
なんて質問は非常に失礼だし、形式ばって質問している人がほとんどかもしれない。
ただ会社の面接をする時に、その会社で本当にやりたいことがある人なんているのであろうか。
自分のやりたいことと企業の目指すもの・ビジョンが100%マッチングしていることなんてあるのだろうか。
それが仮にあったとしたそれは奇跡的なことであると私は思っている。
独立するための準備期間
経験を積むために就職しよう
といった感じで、何となく言い訳付けて就職している人がほとんどなのではないだろうかと私は思っている。
本当にやりたいことが決まっている人が敢えて就職、ひどい言い方をすれば社畜に望んでなる人なんているのであろうか。
ほとんどの人が自分の本当にやりたいことが分かっていない
だから就職するといった流れだと思っている。
好きなことで生きていくが一番難しい
ホリエモンの著書「好きなことだけで生きていく」がヒットしているのは私が再度言うまでもないことだと思っている。
好きなことだけで食えたら苦労しないよ
世の中そんなに甘くない
といった声がたくさん出てくるだろう。
ただ、冷静に考えて見たら好きなこと、これで一生やっていくんだという心の底から夢中になれることを探すことが、非常に難しいのではないかと私は思っている。
何も考えてない人にとって好きなことを探すこと自体が、非常にハードルの高いことだと分かった。
人生100年時代と言われるなかで、本当に好きなことを探せる人がどれだけいるのであろうか。
好きことで生きていくのではなくて、好きなことを仕事にしなければ生きていけない時代が迫っている。
若い頃は気力・体力ともに十分であるため、多少辛いことや、嫌なことであっても頑張れたと思う。60・70歳になった時も今の仕事を本気で熱意を持って続けられるか考えて欲しい。
多くの人は「NO」なのではないだろうか。
本当に好きなことを見つけることから逃げているのではないだろうか。
結果として、会社に就職することになる。
すなわち、自ら望んで社畜になっているのだ。
働いている感を出したいから社畜
海外の人から見たら、
日本人の居眠り
タバコ休憩
仕事終わりの飲み会
なんてものは考えられないものらしい。
仕事が忙しすぎて夜眠れなかったから、電車や外回りの時にちょっと居眠り
タバコ休憩を何度も何度もして、気が付いたら終業時間が迫っていた
仕事終わりに友人と、仕事の内容の話を兼ねた飲み会
どれも非常に非効率でしかない。
しかしながら、なぜこれをするのかと聞かれると
これも仕事の一環だから
タバコ休憩の際にコミュニケーションも大事
飲み会で仕事の仲間の本音を聞くため
など、ほんとうにクソどうでもいい話ばかり。
結局私たちは、会社に勤めて「がんばっている」というのをアピールしたいだけなのかもしれない。
嫌なこともあるけど頑張っている俺
辛いことに耐えて頑張っている私
そんな僕らを認めてくれと言わんばかりに、時間を浪費している。
頑張ってる状況を作り出すのが最も簡単なのが、就職という形なのかもしれない。
好きなことだけやっていたら後ろ指さされる
勝手な奴だと思われる
といった理由なのだろうか?
友達のみんなも頑張って企業で働いているから、自分も頑張って働かないと・・・
とりあえず就職だ!!
といった流れで就職してる人もいるはずだと思う。
頑張っている自分を演出するために、認められるために「とりあえず就職」を選んでないか考えて欲しい。
これも自分で社畜になることを選んでいると思う。
集団の中に紛れていたいから社畜
集団・チームワークを大切にする国民性が日本の素晴らしいところであるのは事実だと思う。しかしながら、これが悪いところでも発揮されてしまう。
大学の同級生が就活しているから自分もしないといけない
頑張って残業しているから自分も
会社のためにみんな頑張っているから自分も
といったように、集団の中に無理して紛れようとする。
本当に好きなことがしたい
自由に生きたい
といった願望がありながらも、なぜそうしてしまうのか。
結局は集団から仲間外れにされるのを恐れているからだと思う。
自分一人が社会の波にあらがって違う行動をとる勇気がない。
何となく皆と同じ方向に進んで時期が来たら・・・
といった感じではないだろうか。
お金
タイミング
人脈
などが整ったら独立しよう。
それまではここで頑張ろうと思っている人も多いと思うが、そのタイミング等は一生来ないだろうと思う。
結局そのまま集団に紛れてしまう。
私たちは「孤独」を恐れている。
人と違うことを極度に恐れてしまう。
だから皆、企業に就職するのだと思う。
これは学校教育の方針も多少の影響はあると思うが、人の長い列からはみ出してはいけないと教わっているため、一歩を踏み出すことができない。
そもそも、踏み出そうとも思わない。
ここでも、自ら進んで社畜になることを選択しているのだと思う。
集団に紛れていた方が楽だから。
本当に好きなこを見つけるために時間を割け
私も毎日ブログを書きながら、自分の本当に好きなことは何なのかを常に探してる。
この記事は正直、今の自分に宛てて書いたものである。
私は人からどう見られるかを気にして働いている。
よって
頑張っている自分
を演出するために社畜を選択したので。
この記事を読んでいる人の心に何かしら突き刺さったのであれば、今このタイミングから自分の好きなこと・夢中になれることを探すように努めよう。
自分の人生は自分で切り開く。
最後まで読んでいただきありがとうございました。