【教員の転職】意識して仕事すればビジネスでも役立つポイント

皆さんお久しぶりです。

ほんとにお久しぶりです。

長らく滞っていたブログ。

私、ただ単にサボっていたわけではありません。

絶賛転職活動中でした。

これまでいくつか転職に関する記事や、教員からの転職についてブログを書いてきましたが、私の教員生活を振り返って今に役立っていることを冷静に考えてみました。

教員の皆さん、特に若い世代の方は不安ではないでしょうか。

少子化に伴い学校の規模は縮小。

しかしながら依然として教師の仕事は非常に多く、ブラックな状況。

年収は過去に比べて徐々に下がっており、あてにしていた退職金もどの程度出るか分からない。

年金制度も崩壊している。

不安材料はたくさんあると思います。

そして、転職を考えている教員も多いと思います。

今すぐに転職に踏み切ってもいいし、一年後を見据えてもいいと思っています。

もし一年後を見据えるのであれば、無駄に教員生活を過ごさないように、意識して過ごせばビジネスでも役立つポイントをお伝えしたいと思います。

意外に思われるかもしれませんが、本当に意識して過ごせば結構、民間に勤めても活躍できると思っています。

以下が、大事なポイントです。

  • 授業は役員へのプレゼンだと思って全力投球
  • クレーム対応は最高の成長の場
  • 生徒指導は部下を指導するのと似ている

以上の3つが私が「あ~・・・やってて良かったな」と思った事です。

民間で働きだしてから今のポジションにつくまでの、間この経験が非常に役立っています。

それでは深堀していきます。

授業は役員へのプレゼンだと思って全力投球

子供たちが理解できる授業を行える教員はビジネスの世界でも力を発揮できると思っています。

私がなぜこれを感じたかというと、説明が下手な大人って非常に多いです。

プレゼンも前向きではないし、専門用語ばかり使って全く頭に入ってこないときもあります。

民間で働いている人が、必ずしもプレゼン能力。トーク能力が高いわけではありません。

教員はこれを徹底的に鍛えるチャンスが日々あります。

目の前には、やる気に満ち溢れている生徒もいればそうでない生徒も。理解力もバラバラで、もはや目の前の授業を放棄している生徒もいるかと思います。

まさに会社の会議と一緒。

会社でも前向きな人間もいれば、理解力の乏しい人もいますし反発してくるひともいます。

考えると学校の教室と一緒ですね!!

だからこそチャンスなんです。

簡単な言葉で理解させる教員はすごい

難しい言葉を使えば、一瞬で頭に「?」が浮かび、もうついて来れない生徒がいます。

これは職場でも一緒です。

教員の力量を発揮するのが、授業時間内に如何にして子供たちに授業の内容を理解してもらうかが勝負だと思います。

さらに重要なことが、難しい言葉を使わない事。

言葉を理解してもらうのではなく、授業の内容を理解して知識として落とし込むことがゴールです。

したがって、教師の授業の重要なポイントは

難しい言葉を使わない

シンプルにまとめる

だと思っています。

これは会社でも一緒です。

重要なプレゼンほど

シンプルに結論から述べて肉付け

専門用語は避けて、内容の理解を促す

以上のことが重要だと思っています。

だからこそ、教員で転職を考えている人は授業を全力投球してください。

参考になる私のブログ記事を貼っておきます。

クレーム対応は最高の成長の場

保護者の方から、近隣の方から「理不尽だな」を思うクレーム受けてますか?

安心してください。

民間企業でも全然ありますよ(笑)

しかも学校はクレームが起きても給料減らされないかもしれませんが、民間企業においては給料下がったりしますよ。

そのように考えると教員の間に理不尽だと思うクレームを受けていることは、最高の成長の場。

自分の「対応力」が試される最高の場所だと思いませんか。

どの業界・職種についても必ずある思っています。

クレーム対応の根本は同じ

クレーム対応はどこでも根本は同じだと思っています。

  1. しっかりと原因を究明する原因の追究。
  2. その原因を突き詰めた後の対応。
  3. それを相手に伝るための対応力(ある種の営業力)。

この3点をしっかりと行っていれば、だいたいの事には対応できます。

少し消息はしましたが、吉本興業の会見はこれが全くできていなかったため、無駄な時間を割いた上に完全に墓穴を掘った会見となったと思っています。

何か問題・クレームが起こった時には、中途半端な状態では対応していけません。

理不尽に思えるクレームほどそうです。

学校現場でもこの対応ができるのは、非常に貴重な体験だと思っています。

確かに学校ではどれだけクレーム対応したところで、給料は上がりませんが民間企業においては問題を解決できる人・クレーム対応ができる人は重宝されます。

生徒指導は部下を指導するのと似ている

私の感覚ですが、生徒指導も部下、特に新卒の指導もそんなに変わらない事に気づきました。

スーパーできる新卒の方もいますがそんなのは奇跡的な割合です。

なぜ一緒かというと

・平気で知ったかぶりをする

・嘘をつく

・遅刻する

・提出期限を送れる

といったように、子供と同じようなことをします。

でも、一人前に権利は主張してきますよね(笑)

全く高校生と同じだなと思いました。

教員時代に生徒とうまく付き合える人は、民間企業に転職してもその力を発揮できると思っています。

それは違う!!部下を育てることは次元が違う!!

という主張もあるかと思いますが、私から言わせれば一緒です。

生徒も部下も承認欲求に飢えている人たちが、今の時代は多いからです。

承認欲求を満たしてあげよう

モノに溢れている時代。それが今です。

基本的にスマホさえあれば必要な情報はほとんど手に入りますし、モノを購入する事だって可能です。

動画コンテンツも充実していて、時間も潰せます。

ほとんどのことが満たされている中で、唯一彼らが満たされていないもの、それが承認欲求だと思っています

彼らは誰かに認めらる、自分の存在意味に飢えています。

優れたリーダーが仕事に意味を見出し、価値づけをして部下のモチベーションを上げるのと同様に、彼らの存在をしっかりと認めてあげられる人こそ、本当のリーダーだと思っています。

生産性ばかりにこだわって、従業員を大切にしない人は時代遅れの遺産です。

この点においても教員時代に子供たちの承認欲求を満たしてあげるような、言葉がけ・指導ができる、試せることは非常に価値あることです。

そして民間企業でも必ずその経験は役に立ちます。

まとめ

教員の仕事も全力やっていれば、必ず自分の糧となり民間企業の転職時にも役に立ちます。

非常に申し訳な言い方ですが、一次面接に出てくる人事担当の人なんて、たいした事ないです。

自分達の会社がどこで売上がたっているのか、業界の問題点をどのように改善したらいいのかを考えている人をあまり見たことがない。

その面接で「元教員」をいうフィルターがかかっているだけで否定されたとしても、今回紹介した3つのポイントを意識して仕事していたのであれば、十分社会に出ても活躍できると思っています。

是非参考にしてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました 。

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