【教員からの転職ポイント】読まれる職務経歴書の書き方

職務経歴書をとにかく書け!!


と自分のブログのなかで主張してきました。


しかしながら、どうやって書けばいいのかを具体的に示してなかったと思い、今日は具体的に資料も参考にしながら、皆さんにその方法を紹介したいと思います。


このブログを読むと

読まれる・印象に残る職務経歴書の書き方が分かります。



ブログを読み終えるのにかかる時間は5分程度です。

職務経歴書を書くための雛形

これは正直何でもいいと思っています。


ネット上に情報がありすぎて、実際のどんなものを使っていいのか分からない人が多いと思います。しかしながら、どんな雛形を使ったところで極端に見にくくない限りは、評価が下がることはないと思います。


好きなもの・書きやすそうなひな形をインターネットから持ってきてもいいと思います。


また、エージェントのサービスを利用している場合は一度担当の方に作成してもらうのもアリだと思います。ただし、それをそのまま提出または資料として活用しないでください。


自分で必ず、自分の言葉で打ち込むこと。そこに大きな意味があります。



職務要約

結論から言うと、以下のポイントを押さえてください。

  • 大学名を書く。
  • 数字で結果が分かる成績を必ず書く。

(○○の取り組みをしました。××賞をいただきました。みたいなのは書かない)


職務経歴書で最初に書く必要がある項目だと思います。


これが一番最初に目につく項目ですので、短い文章ではありますが、しっかりと構成を考えましょう。この最初の文章アピールが非常に需要ですし、端的に自分のキャリアを振り返られる良い機会です。


なんども言ってきましたが

・こんなことに取り組みました。

・こんな賞を頂きました。

上記のような抽象的なものは避けてください。


取り組んだ結果、何がどのように改善されたのかを短い文章ではありますが、具体的に数字を交えて記載してください。


最年少で「~賞」を受賞しました、と書く人とかもいると思いますが、これも微妙過ぎです。


各々の会社でのルーキー賞や社内表彰なんて、どうでもいいと思っています。すこしキツイ言い方ですが・・・


それよりも、初年度で「○○件」契約をあげました。と書いた方がより分かりやすく、伝わりやすです。


大学名もしっかりと記載しましょう。


なんだかんだ、学歴重視の評価制度はまだ残っています。


活かせる経験・知識・スキル

ここでは何がいいかというより、書かないほうがいい事をお伝えします。


コミュニケーション

皆さんがだいたい書きそうな事ですね。


「コミュニケーション能力に長けている」。これは書かなくていいです。


書く必要がない。


そもそもコミュニケーション能力がない人を会社は求めていません。


主体的に行動し考える力

このような事も書く必要なし。


主体的に行動できない人材はいりません。


PDCAを意識して改善できる

これも当たり前に求められます。


行動→結果→改善なんてのは、一般企業においては当たり前のようにやってもらいたいことです。


よってここを「活かせるポイント」として書かれたところで評価対象になりません。


これ以外で何か書けること、伝えたい事があれば記載してもいいですが、私の職務経歴書からは「活かせる経験・知識・スキル」は除外しています。


職務経歴詳細

次は職務経歴詳細です。


書いた方が良い事・書く必要がない又は書かないほうが良い事を紹介します。


書いた方が良い事

  • 数字で表せる結果
  • 転職先の会社にコミットしそうな経歴
  • マネジメント経験ありかなしか


書く必要がない又は書かないほうが良い事

  • 抽象的な成績・結果
  • だらだらと自分の職務を書いて表を埋める

よく見られるのが、

営業成績No.1でした。

新人の中でトップでした。

最年少で人事部に異動。

等の、抽象的で何がすごいのか良く分からない自慢(すこし酷い言い方ですが)を書く人がいますが、辞めたほうがいいです。


これが「書く必要がない又は書かないほうが良い事」の「抽象的な成績・結果」です。


例えば「新人の中でトップでした。」と書いた場合を例にしましょう。

そもそも新人の規模が分からない。

お客様単価いくらのものを売っているのか分からない。

どの程度の成績でトップになったのか分からない。

これだけ書いただけでも、「新人の中でトップでした。」という表現がとても分かりにくいものだと分かります。


よって、数字で表せる成績のみを記載してください。


転職先を意識していない経歴詳細の書き方

長く会社に勤めていれば、様々な経験をして職務経歴詳細に書けることも増えてくると思います。


ここで気を付けなければいけないのは、職務経歴書には「自分の経歴が貴社の事業に対しても貢献できるので雇ってください!」とアピールすることです。



ただ単に自分の経歴をガンガン書いても

この人って何ができるのだろう?

たくさん経験はしてきてるけど、うちで力を発揮できるのかな?

といった疑問が浮かぶような書き方ではダメです。


この人の経歴、うちの会社にマッチしてるわ!!

って思われる詳細を記載してください。


マネジメント経験ありかなしか

これは個人的な意見ですが、マネジメント経験があるのってものすごく武器になると思います、


「入社して3年以内の新人のマネジメント経験あり」のような記載はいいですね。


どの企業でも人材の確保に必死ですし、入社してすぐ辞めてしまう「新人」が多いので、このマネジメント経験がある人は重宝されるのかなと思っています。


ある程度年齢を重ねた人のマネジメント経験は、自分の中では評価対象としてあまり高くないかと。

何となく会社に長くいたから部下が付いた

マネジメントをトップダウンと勘違いしている

以上の2点から、年齢を重ねた人のマネジメント経験(40歳・課長みたいなの)は微妙です。


若くして、マネジメント経験がありチームとしての成績の向上が具体的に数字で記載できる場合は、是非記載しましょう。


保有資格

相当卓越したものがない限り、書かなくてもいいと思います。

私は一応TOEIC810点と記載しました。

ここは任せます。

響きそうなものを書いてください。


自己PR

最後の締めの部分です。


皆さんは何を記載しますか。


「~の能力なら自信があります」「~なら誰にも負けません」といった内容のものにされますか。


結論からお伝えすると、「自己PR」を読まれるまでに既に勝負は決まっています。


よってここで大きな加点になることはありません。


ここでは自分の能力と経験が、相手方の会社の業績に貢献できるというような内容の締めくくりがいいと思います。


まとめ

職務要約と職務経歴詳細の書き方が非常に重要だと理解できました。



ここをしっかりと書き込んで、自分がどんな結果を出してきたのか、再現性はあるのかといったところをアピールできれば、「読まれる職務経歴書」になると思います。


是非参考にしてみてください。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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