
今回は、実際に私が転職活動中に受けた質問を公開したいと思います。
教員から転職したい人がいたら、これらの質問は結構受けると思うので参考にしてください。
さっそく紹介していきます。
目次
なぜ教員を辞めようと思ったのですが
これは必ず聞かれると思います。
大方皆さんか出てくるのは


これがだいたい皆さんの考えそうな返答だと思います。
本当は
- 疲れた
- ブラックな労働環境に耐えられない
- 正当に評価されないのが耐えられない
等が本音だと思いますが、上記のように答えますよね。

と答える、なぜ挑戦したいと思ったのですがという次に紹介する質問を必ずされます。
なぜ教員を辞めようと思ったのか。
これに正直答えるべきか、偽って理想的な答えをするべきか迷いますよね。
結論はどちらでもいいです。
転職の理由は「前向きなものと後ろめたいもの」が表裏一体だと思っています。
面接官はそれくらいは分かっていると思います。
皆さんがどんな返答をしようが関係ないと思ってください。
ちなみ私は
「新しい事に挑戦したいと思ったからです。」
と答えました(笑)
そして、次に示す質問を受けました。
なぜ挑戦したいと思ったのですが
これは自分でもいろいろ考えたのですが、上手く返答できたのかは分かりません。
リクルートを面接させていただいた時に受けた質問です。
私は当時27歳になる年でした。
この質問に対して

と答えました。
いかがでしょうか。
皆さんならなんと答えますか。
私の回答を聞いて皆さんどう思われますか。
今の私から見たら「若くて勢いがある」というよりか「すこし痛いやつ」といった感じです。
でも仕方がないです。
なぜ挑戦したいのか?
という問いに対して、当時の私は真剣にそのように思っていたからです。
ここもあまり面接官が重要視しているとは思えません。
自分なりの答えを準備しておけば問題なしです。
「コミュニケーション能力」について教えてください
これは教員の方は結構聞かれるかもしれませんね。
なぜ私がこの質問を受けたかというと

と質問されたからです。
そう!!この学生・新卒のような

これしか返答できなかった当時の私・・・(笑)
すかさず掘り下げられたのです。
この質問の意図が分かります?
前回の記事でも書きましたが、ビジネスで求められるコミュニケーション能力と教員に求められるコミュニケーション能力は全く違う。
その違いを認識しているか確かめるために

と聞かれました。
この質問難しいですよね。
当時の私は相当的外れなことを言っていたと思います。
ここで私が言いたいのは、皆さんが長所だと思っていることが業界にフィットするかという事です。
これがズレていたら話になりません。
自分の長所だと思っているの能力の「定義」がしっかりとできること。
自分の長所が、どの世界でも生かされると思っている勘違いさんが多いので、この点に関してはよく考えておく必要があると思います。
利益を求めることが大事だと思いますか
利益の意味が分からなかった。
粗利額の意味が分からなかった。
売上と利益の違いが分からなかった。
これが面接を受けていた時の私の状態です。
ビジネスの世界で挑戦したいと思っている人間が、これらの意味や違いを全く分からない。
やばいですよね(笑)
この質問に対して、どう答えたか。

・・・
はい。オワタ。
といった感じではないでしょうか。
これもリクルートを受けた時に聞かれた質問です。
リクルートと言えばゴリゴリの体育会系の営業会社。
売上第一・利益を残してなんぼの世界!!だからこそ、数字に強くて優秀な人がリクルートからたくさん卒業しているのだと思います。
そこで
利益が全てではない
相当おバカな発言です。
私は今はこう考えます。
利益を残すことが非常に大事です。
利益を残すことによって働いてくれているスタッフに給料を与えることができ、その家族も養うことができる。また会社の事業を存続することによって社会に貢献できている。
それはやはり利益が残り、会社が存続できるから。
よって利益を求めることは非常に重要だと思います。
教員から転職を考えている方ならどう答えますか。
考えてみてください。
本社に入社したら何ができると思いますか
この質問も正直難しと思います。
頑張ります。
コミュニケーション能力を生かして頑張ります。
教員での経験を生かして頑張ります。
といったような、返答しかできないのではないでしょうか?
なぜか。
この質問は「再現性」を問われていると思っています。
自分の過去の経験と知識を生かして、会社に来た時にそのスキルをもってどの程度「再現」できるのかを問うた質問だと思います。
つまり、教員がこの質問に対いして「合格点」をもらうような返答をするのは「不可能に近い」といった表現が正しいと思います。
- 経歴
- 経験
- スキル
- 知識
どこに焦点を絞っても「再現性」がなく「落第点」だからです。
「ありきたりな答え」しかできないという覚悟
最後にお伝えしたいのは、教員から転職する際は「ありきたりな返答」でしか自分を表現できないと覚悟しておいてください。
そうです。
新卒の大学生と一緒です。
その覚悟を決めて、どれだけ掘り返されてもひたすら「ありきたりな返答」を続けてください。
元公務員が面接でできるのはそれくらいです。
本日も、教員から転職を考えてる方の心を折ってしまったでしょうか。
ただこれが現実です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。