
*メリットに関して主張した記事と冒頭は被ってます。リンクを以下に貼っておきます。↓↓↓
先日
「教員から転職」
で、自分のサイトがどのくらいで掲載されているかの確認と、他の上位サイトの記事を参考にしたくてネットサーフィンしていました。
その中のある記事に教員であることのデメリットが書かれていたのですが
この人は本当に教員をした経験があり、デメリットを書いているのだろうかと思ったので皆さんも同様のことを思っているのであれば、それは私の方から少し訂正?方向修正したいなと思って今日の記事を書きます。
記事を見ていると教員であることのデメリットは以下のように書いてありました。
- 業務量が多く拘束時間がとても長い
- 異動が多く人間関係の構築が大変
- 給料が上がりづらい
1つ1つの項目にコメントしながら進めていきたいと思います。
目次
業務量が多く拘束時間がとても長い
これは確かにあります。
特に小学校の先生に関しては、給食時も、食べながらテストの採点をしているといった悲惨な状況ではあります。
ただし業務量が多いのは責任感があって、本当に子供のためにどうにか役立ちたいと考えている正義感が強い先生だけです。
何が言いたいかというと、学校の中でも「おさぼりしている教員がはいくらでもいる」ということです。
これが学校内の「不都合な真実」。
熱意があってやる気がある先生→業務量が多く拘束時間がとても長い
サラリーマン先生→定時退社・定時出勤・業務を断る
というのが現実です。
よってこれはデメリットではなくて、「不都合な真実」と私は呼びたいと思って言ます。
全員にやる気があって、平等に仕事をこなせば、このような状況に陥る先生の割合は圧倒的に少なくなると思っています。
- 専門外の部活を若手に見させる
- 地域行事に無理やり出させる
等の押し付けが、業務量が多く拘束時間がとても長いといった現実を生んでいます。
異動が多く人間関係の構築が大変
これはデメリットではありません。
そもそも異動ってそんなにない。
これをデメリットに書いているなら、その人は実務をしたことがない人です。
最初に赴任したところで3~5年で異動命令。
次が5~7年で異動命令。
そのあと赴任したところでは、希望しない場合は5~10年選手になったりします。
これが「異動が多い」と言うのでしょうか?
また、教員の人間関係の構築は簡単です。
どういうことか。
基本的には
- 学年単位での行事
- 学校全体での行事
- 同教科内での会議
- 校務分掌内での会議
等の行事や打合せが必ずありますので、必然的に「話さないといけない」状態にあります。
私は人見知りだからと言っている暇がないくらい、学校って結構打ち合わせがあるんです。
強制的に人間関係を構築しないといけません。
本当に人間関係の構築が苦手な人は「サラリーマン先生」になって、定時出勤・定時退社・業務放棄して関わらないようにしてますから(笑)
もし、このデメリットが記載されていたブログの「人間関係の構築」が、仲良く飲みに行く等の意味だったら、かなり見当違いなことを書いていますね。
そのような人間関係の構築を望むのであれば、難しいかもしれませんね。
給料が上がりづらい
これも真実がしっかりと書かれていない。
上がりづらい
のではなくて
歳を重ねるごとに上がるが、額が少額
年収は毎年減少傾向にある
退職金が減りつつある
と詳細を記載すべきだと思っています。
参考になるデータを載せておきます。


参照元:総務省データ
http://www.soumu.go.jp/main_content/000608478.pdf
これが事実です。
まとめ
「教員であるデメリット」を書くと、教員で働いていることが損!!のように感じますが、民間企業でも必ずデメリットはあります。
デメリットとメリットを正確に知ることは重要なので是非参考にしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。