【教員からの転職】教員のブラックな面は労働条件ではないと思う

ブラック

教員のブラックな働き方が問題になっています。


ブラックな教員の労働条件・労働環境の例

〇長時間労働

〇残業代でない

〇休日なし

〇保護者対応

〇部活動






しかしながら、教員の本当の意味でのブラックな面は、その労働条件ではありません。


教員から転職を成功させた私だから書ける内容が、この記事には詰まっています。


〇この記事を書く私はこんな人

元ゴリゴリの高校体育教員

3年で教員を辞めて1年間放浪の旅へ

教員からの転職に成功

2020年現在3度の転職に成功し、報酬待遇ともに右肩あがり

駆け出しブロガー・ブログ更新中

2020年5月に月PV1万越え・収益5桁を達成





今回の記事の対象者は以下の通り。

〇教員はブラックだ!!と言いつつ何も行動を起こさない人

〇来年こそは転職だ!!とおもって既に1年以上が経過している人

〇新卒で入ってすでに心が折れた新米教員






教員のブラックな面①:スキル0とみなされる

教員の方々は、非常に過酷な環境の中で、働いています。


私も3年間教員を務め、授業のみならず部活動から進路指導まですべて行ってきました。


当時のスケジュールはこんな感じです。

〇平日

・5:00起床

(片道1時間かかるため)

・6:30学校着

・7:00朝練準備・練習

・8:50~ 就業まで授業

・16:00~部活動

・18:30~下校指導

・19:00∼授業・行事に向けての準備・事務作業等

・21:00∼22:00が帰宅へ

・22:00∼23:00帰宅

・24:00前後 就寝



〇休日

・一日中部活動






これだけ見ると、とてつもない時間を労働に割いているように見えます。


学校で働いて、教員として以下のような「成果」が上がったとします。

〇学校の進学実績が上がった

〇生徒の素行がよくなった

〇地域からの評判がよくなった

〇部活動の成績が上がった





確かに学校側からしたら、これらの成果をあげた教員は「スキル」がある先生とみなされて、学校側から評価されると思います。


このスキルは学校で生かされるスキルです。



これらのスキルが転職を考えた時に、民間企業で必要なスキルとみなされる可能性は「0」だと私の経験から断言できます。


これは転職活動して、実際に転職した私だから言える意見dえす。


教員として何年働いても、スキルとしてみなされない。


これほど辛い事があるでしょうか。


教員のブラックな面② :市場の価値0(の可能性がある)

スキルがないという事は市場がないという事です。


教員としての価値がある事=市場でも価値がある


はイコールではないです。



そんなの当たり前だ!!


っていう人がいると思います、


ただ不思議ではありませんか?


ブログを例に挙げます。

ブログを更新し続け、ブロガーとして認知される。

成果報酬も発生して、企業から案件・逆オファーをもらう。

さらにブロガーとしての認知が高まり。市場価値が上がる。

「ブログを頑張る=市場でも価値がある」と判断されて、企業のマーケティング部門に転職可能。




教員を頑張る=市場価値なし(と判断される可能性が多い)

ブログを頑張る=市場価値あり(と判断される可能性がある)



同じように頑張ってきたのに、選んだモノ(職業・職種)によって、市場価値が違うのは何との理不尽です。



市場価値がないと判断される原因としては、教員のスキルが特殊であるからです。


学校という特殊な環境で働いていることにより、身に着くスキルが特殊。


そのスキルは学校内で生かせるものであって、学校外では生かせない。


したがって、「市場価値0」という判断になります。


頑張って働いているのに、学校外に出た途端に「市場価値0」って辛すぎませんか。


教員のブラックな面③:世間知らずの扱いを受ける

教員の時に頻繁に言われました。

教員の期間は社会人経験とはみなされない。

教員の人たちは世間知らず。




これは今後のブログでも詳しく解説していこうと思いますが、教員間の悪しき習慣があると思います。


代表的な悪しき習慣としては以下の通りですね。

〇教員間で挨拶をしない

〇時間を守らない

〇先生を呼ばれて若干勘違いしてしまう人








新任で赴任した途端に、同僚・保護者・生徒含めて

「○○先生」

と呼ばれる。


挨拶も教員間ではしない。


子供たちには時間厳守を強制するのに、職員会議には遅れてくる。


相手の時間を奪う。


何をしてもほどんど許されてしまう結果、勘違いしてしまうのですね。


これは教員間の悪しき習慣が生んだものだと考えています。


このどっぷりと勘違いした空間に浸ってしまい、気が付かないうちにその習慣が身に着いてしまうのがブラックな側面です。


そんな習慣関係ないだろ!!


って主張する人にオススメの本がこちらです。


教員間で「○○先生」で呼び合うことを辞め「○○さん」と呼び合う事から始めて、学校教育の改善に努めた校長先生がいます。


とにかく徹底して「教員の悪しき習慣」を正し、改善したことが書かれています。

是非とも反論のある方は参考にしてみてください。


反論があることは受け入れます。


「学校で働いていてもスキルは身に着く!!」

「社会人経験は豊富だ!!」

って主張ありますよね。


私も一度目の転職を決意したは時はそう思ってました。


そんな方にオススメなのが「職務履歴書」を書いてみてください。


参考になる記事を添付しておきます。

この職務履歴書をスムーズにかきすすめることができれば、「市場でのスキルあり」と判断できるかもしれません。


まとめ:油断していたら飼い殺しという「教員のブラックさ」

私のまわりにも教員の友達はたくさんいます。


彼らの過酷な状況の中で働いています。冒頭で紹介した以下のような環境です。

〇長時間労働

〇残業代でない

〇休日なし

〇保護者対応

〇部活動




しかし、このブログで教員の本当のブラックさは働いている環境でないことが分かったはずです。
(働いている環境も十分過酷・・・)


本当のブラックな面

スキル0

市場価値0

社会人経験0

以上のように判断されます。



自分が市場に与えられている価値は何なのか、自分にどんなスキルがあるのかを考えながら働いていくことは必要だと思います。


教員は油断していたら、学校独特の雰囲気と評価制度により飼い殺しにあいます。


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