
今回は教員を目指している方達向けに記事を書いていきます。
目から鱗のような情報・裏技があると思っている方は記事を閉じてください。
私が今から記事にする事は「王道」です
私自身、教員から転職はしたが素晴らしい職業だったとは思っています。
しかし高校教員などは、とにかく倍率が高い。
なかなか一発で合格できない。
これが現実です。
そして教員採用試験のシーズンになってくると、たくさんの参考書が出てくる。
いったいどれを購入したらいいのか。
私は奇跡的にも教員採用試験を一発で合格することができました。
しかも高校保健体育。
正直に言いますが、繰り上げ合格ですが・・・(笑)
当時の私の受験番号が「補欠合格」の欄に載っていたのは今でも忘れません(笑)
今回の記事の流れは以下の通りです。
一言加えておきますが、何の特殊なことも書いていないアドバイスです。特別なテクニックや裏技はありません。
そのくらい教員採用試験においては「王道」さえしっかり勉強しておけば合格できます。
結局裏技とかテクニックないんかい!!
って突っ込み入るかもしれませんが、皆さん考えてみてください。
- 高校入試
- 大学受験(特にセンター試験)
- アフィリエイト
- ブログ
これらに関係するもので、書店には「裏技」系の本が非常に広まっています。
なぜみんな稼げないのか?裏技の本がありながらなぜ?
そう思いませんか?
結局のところ「王道」を継続して突き進むことが最強です。
目次
出題傾向の研究
当然ですが、最初のスタートはここです。
出願予定の都道府県の出題範囲・出題傾向を必ず確認してください。
以下のように、ご丁寧に研究してくれているサイトもあります。
オススメです。
出題傾向が分かったら捨てる科目を決める
教員採用試験はそこまで難しい問題は出題されない。
広く浅く知識を身につけて、基本的な問題にはすべて対応できるようにしておきたい。
ただし、ここで大事なのは「基本的なベースがないものを1から身に着けるのか?」という事です。
私事ですが高校は物理を選択していなかったので知識0。
音楽は楽譜がギリギリ分かるくらいなので4分の4拍子とかの意味が良く分からない。
ただし先ほど、サイトの出題傾向を見てみると
音楽と物理を捨てたところで大したダメージはない
と判断できます。
したがって、出題傾向の研究は効率よく勉強を進めるために必須です。
おすすめ教材
・ 教員採用試験対策セサミノート 1 教職教養 2020年度版 オープンセサミシリーズ (東京アカデミー編)
・ 教員採用試験対策セサミノート 2 一般教養 2020年度版 オープンセサミシリーズ (東京アカデミー編)
・一般教養ランナー [2020年度版] (教員採用試験シリーズ)
以上の4つで十分です。
後は
- 各都道府県に合わせた過去問
- 専門分野のテキスト一冊
これ以外はマジで不要。
お金の無駄。
必要な勉強時間
どれくらい勉強したらいいのか?
皆さん気になるところだと思いますが、時間はいくらかけてもいいと思っています。
1時間かけて覚えられる人もいれば、3時間かけても覚えられない人もいるので・・・
私の場合は毎朝6時には、大学の研究室に行き引きこもって勉強してました。
皆がそのようにできるかは分かりませんし、朝型・夜型は人それぞれなので難しいです。
ただし、東大に合格した方たちがよく言ってますが、試験にあわせた時間に勉強するのはオススメですね。
試験時間を意識して、同時刻に勉強をスタートしたりして体と脳を慣れさせておくことは重要かもしれません。
もとから私は朝型だったのでそこまで意識してませんでしたが、これは実践する価値ありだと思います。
小論文
小論文は書き方が非常に重要だと思います。
起承転結と言いますが、もう少しかみ砕いていうと
- 結論
- 理由
- 理由の肉付け
- まとめ
で構成すれば、文字数制限があるのでいっぱいになるかなと思います。
そしてこれが全て。
私が思うに、採点する人は文章の内容よりも、
- 文章の構成
- 論理的に意見が語られているか
を重点的に見ていると思います。
内容に目を配っていたら、途方もない量の採点をしないといけないので、主観が入ってしまいがちかと・・・
文章の構成がおかしい場合は、王道の「起承転結」から外れていることになりますし、論理的に数字を交えて述べられていない場合も減点対象として判断しやすいかなと。
私はそこを注意して小論文の問題には取り組みました。
なので、大学の小論文対策の講座は受けませんでした(笑)
面接でのポイント
集団面接
私が通っていた大学では、面接の練習は必須だったので面接の練習はしました。
ぶっちゃけ試験の時も難しい質問はなかったので、オーソドックスな質問に答えられるようにしておけばオッケーです。
集団討論
私が受験した県では、集団討論がありました。
8人前後のグループで、アルファベットの名前で呼び合って、試験官から出されたテーマに沿って討論する。
集団討論のアドバイスでよくありがちなのが
主張しすぎない方がいい
といったものです。
私はこれには反対です。
私は試験官からテーマが出された後、すぐに
「このテーマに沿って話を進めていく司会進行役を務めさせてください」
と言いました。
最初に言ったもの勝ちです。
ただし、相手の意見を聞きながら、その都度話をまとめて全員に話を振っていくことが重要です。
要は
「統括力」
が求められていると私は思っています。
「私を見て!!」
感が出てると、かなり痛いやつになってしまいますが、結局教員は周りの生徒が主役なので、それを考えるとしっかりと周りをまとめられて、落ちこぼれそうな人が出ないように話題を振ることが大事だと思っています。
よって、そのあたりに気を付けて臨めば全く問題なし。
ここで
「こんな姿勢で臨むべき」
とか押し付けてくる人は多分教員採用試験受けたことない人。
最終面接
最後は最終面接です。
正直ここで大きく合否が判定されるとは思っていません。
なぜなら、私は


となりましたし

って聞いてくる試験官には

って思いました。
じゃ何がポイントなんだよ!!
ってとこですが、最後の質問にあるのかなと思います。
最後の質問はこうでした。
現住所から離れた遠くのところに赴任になっても大丈夫ですか?
自分の専門以外の部活動を担当することになっても大丈夫ですか?
時に帰宅が遅くなるかもしれませんが大丈夫ですか?
確かこの3つの質問されました。
全ての質問に
はい!!
と答えました(笑)
これって要は
めちゃくちゃブラックな環境で働くことになるかもしれませんが大丈夫ですか?
ってことですよね?(笑)
そうです!!
とりあえず最終面談は、どんなにブラックでも働きます!!ってアピールしてください
まとめ:今の教員採用試験は学力重視
私が教員採用試験を受けた年から、一次試験免除の資格がとても厳しくなりました。
保健体育で言うのであれば、日本代表クラスの方でなければ一次試験は免除されません。
よって二次試験に行くと、オリンピックマークを付けた人たちが、ちらほらいました。
ただし、その年に合格した人でオリンピックマークを付けていた人たちは誰もいませんでした。
このことからもわかる通り、すでに学校側は「学力重視」の方向に動いています。
そのように考えると王道の勉強をコツコツとするのが最短のゴールだと思いませんか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。