
転職したほうがいい
副業しろ
いろいろネットでも出てるけどそんなの俺には関係ないって思っている方。
時代に乗り遅れる可能性が非常に高いです。
大転職時代が来ています。
・今回の記事の対象
〇終身雇用がなくなりこれからの市場がどのようになるのか不安な方
〇転職しようと考えている方
〇転職なんて必要ないと思っている方
・この記事を読むと理解できること
〇大転職時代が来る根拠
〇大転職時代に向けて何をしておくべきか
日本経済が不安定な中で、一つの会社に一生ぶら下がって働くというスタイルは終わりを迎えています。
特に、2020年4月7日現在コロナウイルスの影響で働き方が大きく変わろうとしています。
さっそく本題に入っていきましょう。
目次
大転職時代の始まり:終身雇用は完全崩壊
日本企業の最大の魅力・3本柱は以下の3つです。
「終身雇用制度」
「年齢が上がるごとに給料が上がっていく」
「福利厚生」
しかしながら、日本を率いているトップ企業・豊田自動車の社長が、終身雇用を守り切ることができないとの発言から、3本柱のうちの一本が完全に折れてしまいました。
このニュースが世間に出た時に、「日本オワコン説」「日本のサラリーマンオワコン説」が浮上したのではないでしょうか。
終身雇用制度というのは分かりやすく言うと以下の通り。
〇定年まで会社に全身全霊を捧げる
〇その代わり雇用と老後の人生を保証する
〇「労働力・賃金」と「老後生活の担保」を交換していたような仕組み
この仕組みがあったからこそ「転職する」と言うのは間違っているという考え方が昔からあり、サラリーマンで大企業で働ければ安心と皆が考えていました。
社会保険料の負担を企業がすることも難しくなってきています。
福利厚生に関しても非常に充実しているのは一部の大企業のみではないかと思っています。
つまり社会保障・福利厚生に関しても崩壊が始まっています。つまり「オワコン」です。
「大転職時代」は新卒であっても転職に備える時代
まずはこちらのグラフをご覧ください。
こちらのグラフを見ても分かるように、有効求人倍率は上昇しつつあります。
転職市場でいうのであれば、かなり転職しやすい状況にあるという事です。
この状況に便乗しているのかは分かりませんが、転職市場がかなり変わってきています。
一番の驚きは、新卒で入った子たちが既に「大手の転職サイトに登録済み」という事です。
すなわち、最初に内定をもらった企業に関しては「一生勤める気はない」という気持ちの表れだと思います。
先日、協力していただいてる業者さんから

と言っていました。
私が新卒で就職(教員採用試験に合格して教員でしたが・・・)した当時の周りの友人で、既に転職サイトに登録しているなんて事実はありませんでした。
6,7年でかなり状況は変わっているのだと理解しています。
さらに驚きなのは大手の一部上場企業に就職が決まった人たちでさえも転職サイトに登録している事実があるのです。
このようなタイプの人たちは大手で吸収できることは吸収して、早めに見切りをつけて次の転職を準備しようと考えている人かなと思っています。
以上のように、本来企業の財産である若手社員が転職を前提に会社に就職してきます。
一方で、中間管理職で年配の方は、今更転職活動に取り組むこともできない人たちが多く存在し、結果として会社に残るしかなくなるという状態にとなります。
これでは「若手のみが大転職時代が来ているだけで、中堅以上の人たちは転職とは無関係ではないか」と考える人もいるかと思いますが、そうではありません。
次の項目を見ればその事実が分かります。
「大転職時代」は サラリーマン50年時代の到来
今の20代~30代の働き手に「定年退職」という文字はほとんどありません。
「一生現役」ということばがついて回ります。
・年金問題
・老後の資金2000万円不足
等を皮切りに、私たちは一生働かなければならない状況にあります。
会社に属している人は、「私たちの労働力を買ってくれる企業」に就職していなければなりません。
では企業の平均寿命は何歳でしょうか。
東京商工リサーチによると「企業の寿命は23.9歳」です。
https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20190131_04.html
再度の確認になりますが、サラリーマン50年時代が来ます。
と言うことは少なくとも、私たちは人生で1回は転職しなければならない時期が来るという事になります。
起業の中には非常に短命で終わった企業もあれば、老舗のように非常に長く続いた会社もあるという事になります。
すなわち数字上は少なくとも1回の転職で終わりそうですが、実際はそのようでない可能性のほうが高いということになります。
つまり中堅の中間管理職の方であっても、転職を考えなければならない状況にあります。
「大転職時代」は 50代・60代も例外ではない
若手で転職する人の割合が多くなっていることや、高齢者雇用安定法の改正などにより定年退職者を再度「非正規社員」として継続雇用する会社が増えてきています。
非正規社員が、正規社員よりも待遇が良くなることはほとんどないと思います。
むしろ下がる。
そこで50代・60代の今まで力を発揮していた人たちが、条件が悪い中で働かないといけないかと言われたらそうでもありません。
この年齢の方達であっても十分に転職ができる可能性はあると考えています。
なぜなら圧倒的に人手不足の時代ではあるので、年齢がある程度いっていたとしても能力があれば問題ないのです。
上記の年齢の方でも、大転職時代の渦の中にいます。
まとめ:キャリアの「棚卸し」をする必要あり
この記事を読んで以下のことが理解できたはずです。
〇人生において、1度も転職しないという方が少数派
〇すべての年代の人が「転職」からは逃れられない
・大転職時代に必要なこと
ポイント
〇キャリアの棚卸・キャリアの整理
キャリアの棚卸し・キャリアの整理とは「自分がどのような働き方・成果を出してきたのか」を整理することです。
どこの会社の何の部署に勤めているのかは、誰でもすぐに答えることができるかもしれません。
・どのような成果を出してきたのか
・会社の何に貢献したのか
・具体的に数字をもって答えられる
・仕事上の自己PR
以上のことがすぐにできる人は、全くいません。
「転職活動は営業力を競う総合格闘技」と言われますが、自分がどんなスキルを持っているかの確認をしなければ、大転職時代では生き残っていけません。
その第一歩が「履歴書・職務履歴書」を書くことです。
以下参考になる記事を載せておきます。
是非確認してください。
自分の価値を確認するためにも「転職サイト」への登録は必須。
すべての年齢の方にオススメ
- リクルートエージェント
https://www.r-agent.com/entry/ts/

- doda

20代にオススメの方にオススメ
- マイナビ



30代~50代の方にオススメ
- ビズリーチ

- キャリアカーバー

特に一番上のリクルートエージェントは私自身も転職時に非常にお世話になり、「履歴書・職務履歴書」をヒアリング後に作成してもらえるので、登録をお勧めします。
職務履歴書を書き、転職サイトへの登録し、今後迫ってくる大転職時代に備えましょう。
以下の本を購読してもらうと、今回の私の話がさらに理解できます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。