
人生を左右する意思決定には、様々なものがあります。
その中でも、私が特に重要だと思っているのが転職です。
大転職時代が到来していますが、ここの選択を失敗すると波に乗ることができません。
大転職時代に関しては以下の記事を参考にしてください。
転職する理由は様々ですが、ほとんどの方がより良い条件をもとめて転職するはずです。
また「絶対にブラック企業に転職したくない」と思っているはずです。
今日の記事は「ブラック企業」と「ホワイト企業」を見極めるポイントについて説明します。
記事を書く私はこんな人です。
- 教員から転職経験あり
- 転職時には100エントリーしたのにも関わらず97社に書類が通らない
- 面接にたどり着いた人事の人から圧迫面接
- 逆オファーが来るのは建設業ばかり(建設業はブラックで有名)
この記事の対象者は以下の方々です。
転職を考えている人
転職で絶対失敗したくない人
ブラックとホワイト見極め方が知りたい人
自分の人生を左右する重要なことです。
是非この記事を読んでいただき、参考にしてくだい。
目次
「若手が大活躍」のフレーズは要チェック
20代から30前半の方はこのフレーズは要チェックです。


のような印象を受ける人が多いかと思いますが、違います。
若手が活躍=若手が不足しているかも
若手が活躍してるということは、若手の入れ替わりが非常に激しかったりします。
若い人材の入れ替えが非常に激しいという事にですね。
若手の入れ替えが激しいときに考えられる理由は以下の通り。
ポジティブな理由
リクルートのような、人材育成会社で優秀な若手がどんどん独立やキャリアアップを求めて出ていく。
ネガティブな理由
低い給料で労働環境も良くないので、優秀な若手がどんどん出ていく。
2パターンです。
ほとんどの会社が後者、すなわち「ネガティブな理由」をもっているのかと思います。
企業年数がそれなりに経っているのに若手が活躍
企業年数が経ってきたら、それなりに従業員の平均年齢も上がっているはずです。
なのに若手が活躍していますというのは、これも先ほどと一緒で若手のサイクルが非常に速いというのが考えられます。
もう一つ考えられるのが、年齢をある程度まで言ったら用済みとされるといったところです。若い人をどんどん採用して、年配の人をガンガン捨てていく会社も存在します。
若い人ならば低賃金で働かせることができるが、ある一定の年齢に達すると、給料もそれなりにしはらわなければならなくなるからです。
いずれにせよ、「若手が大活躍」のようなキャッチコピーをみたら要チェックです。
「休み」についての情報が曖昧
- 週休二日制
- 週休完全二日制
の休みの違いが分かりますか?
私は転職活動している当時は全く分かりませんでした。
休日の表示方法は、ブラックとホワイトを見極めるうえでの重要なポイントです。
週休二日制
週休二日制と言うのは、月に2日休める日が1回以上は最低あります、ということを表記したものです。
最悪な状況を考えると2日休める日は週に1回で、残りの休日が1週間につき1日ということになります。
休みが月に5日の場合があるわけです。
これが週休二日制の罠です。
しかも連続して2日取れるわけではなく、例えば水曜日と日曜日というような取り方になるわけです。
多くの人がこれを見た時に

と思いますが、違います。この「週休二日制」は要チェックです。
またこれよりも最悪なので「シフト制」と書かれている場合です。
何かにつけて今月は忙しいからといったように、出勤を強要してきて、結果として月に休みがほとんどなかったというような結果になります。
完全週休二日制(土日休み)・祝日・長期休暇あり
みなさんが求めているのは「完全週休二日制(土日休み)・祝日・長期休暇あり」です。
皆さんが想像する土日休みで、祝日もあって、長期休暇も取りたいというような場合は、このように求人情報に書かれている場合があります。
ここで注意しなければならないのは「完全週休二日制だけ」だと意味が少し変わってくるのです。
完全週休二日制は「1年を通じて毎週2日間の休日が取得できる」ことを意味します。
よって、この表記の場合は「連休が取れるわけではない」といったところが注意点です。
給料アップの条件
転職したらなら皆さん確実に有料アップを狙いたいところです。
しかしながら、時折こんな求人の条件を見ませんか?
求人情報
年収400~800
努力次第ではこれよりさらに報酬が上がります!!
入社2年目で1000万プレーヤーも!!
こんな感じの求人情報があったらやばいです。
年収に広がりがあるという事は、一部の人のみが好待遇で残りの人たちが低い給料で働かされている可能性がとても高い!!これは要注意。
また、努力主義・成果主義を前面に掲げているにも関わらず「ノルマなし」とあった場合も要注意です。
努力次第で報酬が上がるということは、深く考えると努力を強いられる場面や可能性があるという事です。
しかしそれと相反した言葉の「ノルマなし」はとても怪しい言葉です。
みなし残業に関して
給料に「みなし残業代を含む」と書かれていた場合は要チェック。
みなし残業代は、別名固定残業代とも言われ、企業が一定時間の残業を含めてあらかじめ、月給に残業代を固定で含めているという事です。
すなわちこれは
うちの会社は当たり前のように残業があるから、基本給に入れておくね。
残業が嫌なら基本給から天引きするよ
と言った悪魔のような契約なのです
これが含まれてたら定額働かせ放題が成立する可能性がありますので要注意!!
求人情報の「年収」を給料アップの条件は確認必須です。
求人の形成に関して
業務経歴不問・未経験者歓迎の落としな穴
業務経歴不問・未経験者歓迎が表記があったらどのように捉えますか?
経験がないけどチャレンジしたい!!
違う業界で自分の力を試したい!!
上記のように思っている方にとっては非常に魅力的なフレーズに見えます。
しかし、ホワイトな企業やある程度のやりがい・給料を保証してくれる企業であれば「誰でもいい採用」はしないはずです。
この応募所条件の裏には「従業員を消耗品のように扱う」と言った、労働環境が考えられます。
ブラックな業界・職種
まずは、ブラック企業大賞を参考にしましょう。
http://blackcorpaward.blogspot.com/
大前提としてブラックな働き方になりやすい業界・職種が存在するのでそこを把握しておきましょう。
住宅・建築
クレーム産業とも言われていて、そもそも精神的にきつい。
また住宅の営業に関しては、ノルマが存在して基本的には体育会系。
売れない場合には圧力はかけられ、退職を迫られるなんてこともあるらしい。
ブライダル
そもそもの給与ベースが低い。
またスマ婚や、結婚の晩婚化・少子高齢化や結婚式を挙げない人たちが増えてきているので業界自体が収縮傾向にある。業界が盛り上がっていないと、給与も減少傾向にならざる終えない。
労働時間等は変わっていない
介護サービス
圧倒的な人手不足。
介護業界のは給料が、労働に見合ってないと言われるのは有名なことかと・・・
飲食
人手不足な上、シフト制により休みが取れない。
〇タミの事件はあまりにも有名
求人の時期と人数
常に求人サイトに載っているのはブラック
コンビニのアルバイトって最近不足してます。
どこのコンビニもだいたい入り口やトイレの求人情報が貼られていますよね?
人気があれば即埋まりますから、そもそも応募をする必要がないという事になります。
求人が多くなる時期と言うのは一般的には3月・4月と9月・10月というように統計的に出ています。
したがって、年中求人情報が出ている=人が集まっていない=労働環境が悪い可能性が高い。
求人数がやたら多い
ホワイト企業や、働きがい・やりがいがある会社は人が辞めにくいです、
すなわち募集があったとしても求人数が少ない。
求人数がやたら多い場合は人の入れ替えが非常に激しく、若手が続いていない可能性の根拠になります。
まとめ:求人情報の見極めは日ごろからしておくべき
ここまで記事を読んだ方は、転職の際にブラック企業とホワイト企業を見極めるポイントが分かったのではないでしょうか。
私が転職活動した際には、「ブラック企業」という言葉はあったものの、実際何を根拠に見極めたらいいかがわかりませでした。
今回記事で紹介したポイントさえ押さえておけば、ほとんど見極めることができると思っています。
ただし、これも日ごろから意識して求人情報を確認しておく必要はあると思っています。
転職の際の見極めるポイントが分かった今だからこそ、求人サイトのに登録して、その違いを確認してみてください。
転職に成功するには行動力と情報量が勝負です。
以下がオススメの求人サイトです。
すべての年齢の方にオススメ
- リクルートエージェント
https://www.r-agent.com/entry/ts/

- doda

20代の方にオススメ
- マイナビ



30代~50代の方にオススメ
- ビズリーチ

- キャリアカーバー

ブラック企業とホワイト企業を見極めて、最高の選択をしましょう!!