

そのように思っている方に、今回の記事は非常に参考になると思います。
結論から言うと
「どうありたいか」にもっとこだわって生きていくべき
という事です。
さっそく深堀していきましょう。
目次
Be-Do-Haveの法則
Beは「状態やあり方」を示す言葉。
Doは「行動」ですね。
Haveは「所有」を意味しています。
人間の行動は大きく分類すると、この3つに分類されると思っています。
「Be・どうなりたいか」と言うのが小さい頃は強かったと思います。
ケーキ屋さんになりたい。
サッカー選手になりたい。
現代っ子であればユーチューバーになりたい。
といった「どうありたいか」を強く主張していたと思います。
それが徐々に大人になるにつれて、この「Be」が非常に弱くなっていませんか?
大企業の社長になりたい!!取っていた人が、「どこでもいいから就職したい」のように「どうなりたいか」がどんどん小さくなってしまいます。
徐々に「Do」「Have」がどんどん強くなっていきます。
「Doが強くなる」
他人から認められるような行動をとらなければ
出世するために評価を得るような仕事しなければ
「Haveが強くなる」
高級車が欲しい(あいつよりもいい車に乗りたい)
高い時計が欲しい(あいつよりもいい時計を付けたい)
新築一戸建てが欲しい(みんな持っているから)
以上のように気が付いたら「Do・Have」が非常に強くなっていきます。
他人にどう見られているかを元に行動するようになり、所有することにこだわり出すと、負のサイクルが始まります。
自分のありたい状態を忘れて、仕事をしてくことが続くと以下のような状態に陥ります。
何かを手に入れる・他社から評価されるためだけに頑張る
手に入った瞬間や認められた瞬間は満足するも、すぐに枯渇状態になる。
また頑張る
以上のような、俗に言う「ラットレース」状態に陥るのです。
「他者から見た自分」を捨てよう
このような状態になった場合は、「他社から見た自分はどう思われているか」という思考を捨てましょう。
相手の評価ばかり気にてしいるという事は「他人の人生を生きている」のと同等の事です。

という声が皆さんから上がってきそうですね。
分かります。
ようやく最近になって「相手にどう思われるか」を気にせずに仕事や行動ができていると思います。
そのきっかけとなったのは「自分のコントロールできる範囲の事」と「自分ではコントロールできない範囲の事」を明確に分けて意識したからです。
この自分でもコントロールできる範囲の事が「Do」すなわち「行動」です。
自分でコントロールできないのが「相手にどう思われるか」つまり「相手からの自分への評価」はどうにもなりません。
自分のコントロールできる範囲のことにのみ集中していれば、自然と見栄やプライドは捨てることが可能です。
所有することでは満たされない
所有することでは全く満たされません。
最新の車を買ったところで、何年か後にはまた新しい車が出てきて、当時最新だったものは古いモデルになってしまいます。
所有することで得られる満足感は一瞬です。
そして所有することにこだわり始めると他者との比較が始まり、さらに負のスパイラルへの陥っていきます。
あいつよりも良いものを持ちたい。
高いものを身に着けたい。
といった気持ちが出てきて「所有すること」からさらに発展して「他者と比較して勝つこと」でしか満足感が得られなくなっていきます。
所有することでは満たされないことを理解しましょう。
【Be】あなたはどうありたいか
大事な事は自分が「どのようになりたいか」といったことです。
自分の心が満たされるように行動できたら、どれだけ楽しいでしょうか。
自分が本当に満足できることは何なのかを見つめ直し、それに伴った「行動」をとり、なりたいものになるための最低限の「所有」をしましょう。
もう一度言いますが、常に最優先されるのは「Be・どうありたいか」です。
決して「Do」や「Have」がその前に来てはいけません。
まとめ|ハートが導く方へ進む時代【ハードドリブン】
インターネットによって様々なコンテンツにお金と時間をかけずに触れられるようになっています。
映画も見放題(Amazonプライム)
音楽も聞き放題(Spotify)
タクシーは簡単に捕まるし(Uber)
高級なホテルに泊まる必要もない(Airbnb)
出前も安価で撮れる(Uber eats)
一昔前まで価値があるとされてきたものは、現代ではほとんど価値がなくっています。
では何に今は価値があるのでしょうか?
それは「自分がウキウキして楽しいもの」です。
まさにハートに導かれて選択したモノ、「ハートドリブン」ですね。
良い例がYouTuberの出現ではないでしょか?
自分がおもしろいと思っていたものを発信し続けていたら、収入になっていた。有名になっていた。ニーズが生まれた。
自分が「いい!!」と思ったことを、発信し続けることで生活している人がいます。
「こうあるべき」という世の中の常識を取っ払って、「こうありたい」で生きている人たちがいます。
まさに「Be」にこだわり続けた結果ですね。
今からでも遅くはありません。
自分はどうありたいのかを見つめ直しましょう。
そしてハートが導くままに行動してみてはいかがでしょうか?
本日の記事は、塩田元規氏が10月に刊行したNewsPicks Book『ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力』を読み終え、それを元に書いた記事です。
気になる方は是非、ご購読ください。
最後まで読んでいただきたい、ありがとうございました。