
今回の記事の対象者は以下のような方です。
・今日も一瞬で一日が終わってしまった
・もっと時間があったら自分の時間を有意義に使えるのに
・自分のやりたいことにもっとフォーカスしたい
以上のような、願望または後悔したことがある方です。
今回の記事では以下のこと明らかにしていきます
・私たちの時間はなぜなくなってしまうのか
・私たちの時間を奪っていくものは何か
・自分の目標達成のため、時間を有意義に使うにはどうすればよいのか
今回参考にした書籍はこちらです。
目次
私たちの時間を奪っていくもの
結論からいうとスマホです。
私たちの時間がなくなってしまう理由はテクノロジーを結集して作り上げたスマホが、集中力を奪っていくからです。
スマホには、集中力を奪うものがたくさん入っています。
〇YouTube
〇Instagram
〇Twitter
〇Facebook
〇ゲーム
〇LINE
数えだしたらキリがありません。
これらのテクノロジーが、地球の何十億人が毎日何を考え、何を信じるのか、何を楽しむのかを巧みに誘導しているのです。
何十億人以上の思考を左右しているのですから、史上最大の影響力と言っていいですね。
その影響力から生まれた仕事が「インフルエンサー」です。
人々の日々の思考にこれほどの影響を及ぼすことを、誰も想像しなかったと思います。
今の世界では、テクノロジー企業4社のシステムが、私たちの時間を圧倒的に占めています。
「占めている」というのは、その4社が出しているサービス・アプリに我々は時間を割いているということです。
その4社が
〇Google
〇Apple
〇Facebook
〇Amazon
です。
「GAFA」と呼ばれる企業ですね。
これらの会社の天才たちが、私たちの脳内をハックしているのです。
本能に訴えかけてくるスマホ
太古の昔から私たちにはある特徴があります。
それは注意力散漫なところです。
〇いつ外敵に襲われるか分からない
〇いつ自然災害に襲われるか分からない
〇いつ食べ物を奪われか分からない
そんな状態の中で過ごしていたために、注意をいろんなところに向けなければなりませんでした。
これが「注意力散漫」といわれるものです。
よって相当意識しなければ、私たちは1つのことに集中するということは、かなり難しいことなのです。
一説によると、私たちの集中力は金魚と同等かそれ以下と言われています。
スマホの中には注意力散漫になるようなコンテンツが溢れています。
SNS
ゲーム
検索ブラウザ
写真アプリ
一度開いたらすべてのアプリを開いて、更新されていないかチェックしてしまうのではないでしょうか。
さらに厄介なのは通知機能です。
この通知機能が、私たちの集中力を奪い注意散漫な状態にさせています。
皆さんも身に覚えがあるはずです。
例えば受験勉強の時期に、勉強する前に好きな子にメッセージを送ったら、いつ通知がくるか気になって勉強に集中できない。
または全く関係ない通知だったとしても期待してスマホを開いてしまう(大好きな彼女からのメッセージではないとしても)
思いがけない報酬でテンションが上がる
思いがけない報酬があると、私たちの気分はかなり高騰するはずです。
これは、私たち人間には昔から備わっている習性であり、これに対抗することは非常に難しいのです。
この「思いがけない報酬」がSNSの機能等でよくある「いいね!!」です。
「いいね機能」がさらに私たちの貴重な時間を奪っていきます。
皆さんがSNSに投稿するのはこの「いいね!!」、要するに「思いがけない報酬」欲しさにやっているといっても過言ではありません。
思いがけず「いいね」の数が多ければ、非常に嬉しくないですか?
しばらくその状態が続けば、もうSNSに投稿せずにはいられません。
このような「思いがけない報酬系」は、脳内にドーパミンがガンガン放出されるため、もうやめられません。。。
忙しい自慢の多忙中毒に陥っていることも考えられますが、それは一昔前の状態です。
今は違います。
コンテンツが絶えず補充されるスマホのせいです。
無限の泉に主導権を奪われてしまっているのです。
MAKETIME:大事なことに時間を作る方法
現代社会に生きる人が、圧倒的にスマートフォンに自分たちの時間を奪われいることが分かりました。
ではどうしたら、私たちは大事なことに時間を避けるようになるのでしょうか。
ポイントは以下の通り。
1日の初めにやりたいことを決める
注意を絞り込む
先史時代の人間に近い暮らしをする
心身のエネルギーを高め・チャージする
ハイライト:注意を絞り込む
最優先事項が決まれば、前向きに積極的になれます。
1日を有意義に過ごせます。
レーザー光線のように、まずはその1日の間に「やると決めたこと」に対して全力で集中しましょう。
そのためには集中力を削除するものを消す必要があります。
圧倒的に集中するためには以下の項目を実践してみてください。
・スマホを意図的に不便にする
・スマホ1つの画面に1つのアプリのみ
・指定時間は使えないようにする
・「SNS」「ゲーム」「ニュースアプリ」を削除
・「メール」「Twitter」「Facebook」を使い終えたログアウトする
・通知オフ
・開いたときのホーム画面を空っぽ
・朝のネット巡回を辞める
・ニュースは放っておく(本当に大事なものは入ってくる)
・テレビとお別れする
以上のことをするだけでも私たちの集中力はあがります。
私たち人類の中には
1日80回ロック解除
スマホを触る回数2617回
という圧倒的にスマートフォンに時間を奪われてる人間がいるからです。
チャージ:エネルギーを蓄えよう
注意力を1日コントロールするためにエネルギーを蓄える必要があります。
私たち人類のツールは以下のようなイメージです。
私たち人類はアフリカで誕生。
そして20万年もの間、狩猟採取のみに注意力を注ぐ。
心も体も狩猟採取に徹した。
気が遠くなるほどその仕事(運動)をしてきた。
つまり、ここ最近の「スマホで仕事」「パソコンを1日中触って仕事」の方が実際には人類にとってストレスなのです。
よって
毎日運動することは非常に重要です。
本来、人類があるべき生活習慣に戻れるのですから。
運動を継続するためのポイント
〇小さく続ける(いきなりランニング10㎞とかやらない)
〇歩く ( ウォーキング等を20.30分程度で問題ない )
カラダを動かすことを継続すると以下のメリットが得られます。
・脳が良く働くようになる
・ストレスが減る
・睡眠の質が良くなる
そして、もう一つ。
カフェインとうまく付き合いましょう
カフェインは依存性があります。
意識してカフェインを摂取するようにしましょう。むやみやたらに飲まない。
オススメの摂取方法は以下の通り。
朝は太陽の光で目覚める
9時半~10時半の間にコーヒーを1杯
13時半から14時半の間にコーヒーを1杯
チューニング:一日を振り返る
1日を振り返りことです。
自分の1日を振り返って、どんなことに集中できたのかを振り返りましょう。
効果的なことはやはり「メモ」です。
寝る前に簡単なメモを取ることが非常に重要です。
科学的な方法でチューニングも有効です。
科学的チューニングとは
身の回りで、何が起こっているのかを観察する
なぜそれが起こっているかを推測し、仮説を立てる
仮説をテストする実験をおこなう
結果を測定して仮説が正しいのか考える
以上のように自分の仮説が正しいのかを考えることは非常に重要です。
まとめ:自分の時間を生きないと人生はあっと言う間に終わる
人生の時間は有限です。
そんなこと言われなくてもわかっているとお叱りの声を受けそうですが、皆さんいかがでしょうか。
自分の時間を生きているでしょか?
今回紹介したように集中して、明日の自分のために力を蓄え、自分の人生を振り返っているでしょうか?
自分の時間を生きたいのであれば、今すぐスマホを捨てるべきだ!!
と言いたいとこですが、これは現代社会では不可能です。
今回の記事を書くにあたって、参考にした書籍にそのヒントが書かれていますので、是非読んでみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。