【コロナショック】ロックダウンとは何か?|未曾有の危機を生き抜く

今回は緊急特番です。


普段は転職の記事や、考え方の記事を中心に書いてます。


しかしながら今は「コロナショック」の影響がとても大きく、皆さん混乱されてる状況だと思い、今回は特別記事を作成することにしました。


たくさんの情報があり、何を信じていいか分からない状況だと思います。


一番皆さんがよく分かっていないのは「ロックダウン」ではないでしょうか?



ロックダウンと聞くと

〇もう食べ物が入ってこないの?

〇外出禁止なの?

〇働くことはできないの?

いろいろなことを考えると思います。


今回の記事は「ロックダウン」の意味と、その影響、各国の対策を伝えて、最後に「私たちに今何ができるのか」をお伝えします。



今回は多くの記事から引用させていただきますので、ご了承ください。


そもそもロックダウンとは

ロックダウンは新型コロナウイルス感染症対策専門家会議によると以下のようにされています。

数週間の間、都市の封鎖をし強制的な外出の禁止の措置

生活必需品以外の店舗閉鎖など行う事

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/novel_coronavirus/senmonkakaigi/sidai_r020319.pdf

とされています。


さらに


世界的に見れば、「ロックダウン」の定義は異なっています。

〇移動・外出制限

〇起業店舗の操業停止

〇休校

〇集会の停止

となっています。


下の表で各国を比較していきましょう。


■アメリカ

〇一部地域で外出規制

・3分の1の州で外出規制

・全土で10人越えの集会の自粛

・飲食店・体育館の利用自粛

〇一部地域で店舗閉鎖

〇学校休校





■イタリア

全国レベルで外出禁止

全国レベルで店舗閉鎖

・3/12から二週間食料品店や薬局を除くすべての店舗を閉鎖

・3/21~4/3までスーパーや薬局、公共交通機関、物流など一部を除くすべての企業活動停止

全国で学校休校

・4/3まで全土で教育機関閉鎖





■ドイツ

〇一部地域で外出規制

・国境を越えての通勤を除き、フランス等の5か国との国境を事実上封鎖

〇一部地域で店舗閉鎖

・料品店や薬局を除く小売店の無期限休業及び飲食店の営業活動時間制限

全国で学校休校

・3/16から5週間、全土で教育機関閉鎖





■フランス

全国レベルで外出禁止

・3/17から少なくとも2週間

全土で買い物、通勤、医療機関の受信を除く外出の禁止(罰則あり)

全国レベルで店舗閉鎖

・無期限で全土のレストラン、商店、娯楽施設閉鎖

全国で学校休校





■スペイン

全国レベルで外出禁止

・3/15から15日間の非常事態を宣言

・食料や衣料品の購入や通勤、医療機関の受信を除く外出禁止

全国レベルで店舗閉鎖

・食料品店や薬局を除く小売店を閉鎖

全国で学校休校





■イギリス

全国レベルで外出禁止

罰金の可能性あり

全国レベルで店舗閉鎖

・3/23~最低3週間、生活必需品販売店以外のすべての店舗を閉鎖

全国で学校休校

・3/20~無期限で学校を休校





以上の事から「ロックダウン」とは


経済活動の強制停止




であることが分かります。


すでにコロナの影響により世界の3分の1の人が影響を受けいます。


ロックダウンしないとどうなるのか

ロックダウンをしないと以下のことが懸念されます。

〇に気付かない人のクラスター(患者集団)が断続的に発生

〇オーバーシュートが発生しても事前に察知することができない





日本ではすでに感染源の分からない患者がら数発生しています。

・換気の悪い密閉空間

・人が密集している

・近距離での会話

この3つの条件が同時に重なる場所を積極的に国民が避ける努力を続けない場合はオーバーシュートが起こる可能性がある

よってロックダウンに近い措置を講じる以外方法がなくなります。



ロックダウンによる経済の影響

ここでまず、不況の原因となったリーマンショックや東日本大震災と「何が違うのか」をあきらかにしましょう。

リーマンショックは金融不安から実態経済が悪化

東日本大震災では物理的な損失から実態経済が悪化





しかしながらコロナにおいては別です。


コロナが発生した時点では

金融・物理的損失も一切なしです。



流行の拡大を抑えるために、人類自らが経済活動に自粛をかけているのです。


経済活動を人類自ら、人為的に停止するという経済危機なのです。



業界ごとの経済の影響(ざっくりです)

アメリカの州を例に・・・

〇レストラン

・休業で売り上げ0

〇従業員

・給与を45%カット

〇酒類販売業者

・赤字

〇地主

・家賃の支払いが追い付かない

〇農家

・配達が激減して赤字





■店舗型業界

〇ユニクロ

・北米の全店50店舗を休業

 

〇Apple

・全世界の店舗を休業

 

〇スターバックスコーヒー

・北米の直営店を閉鎖

 

〇日本の百貨店

・売り上げがマイナス65%





■移動業界

〇NYマンハッタンの地下鉄の利用率(アメリカ)

・マイナス75%

 

〇中国国内の旅客

・マイナス85%

 

〇JAL

・国際線の70%を運休

 

〇カンタス航空(オーストラリア)

国際線90%を運休





■宿泊業界

〇エクスペディア(旅行サイト)

・4000万ドルの損失

 

〇エイチ・アイ・エス(HIS)

・黒字から赤字に下方修正

 

〇帝国ホテル

純利益を14億円に下方修正





■レジャー業界

〇ディズニーランド

・休園

 

〇シルクドソレイユ

・破産危機目前

 

〇ユニバーサルスタジオ

・休園

 

〇NYブロードウェイ公園

・1カ月中止





自動車業界

・工場の停止

・販売減少予想で生産著性





資源関係業界

・原油価格の下落

〇JXTG

・最終赤字3000億円

〇丸紅

・最終赤字1900億円





コロナに対する各国の経済対策

各国の経済対策は以下の通り




一方で日本の経済対策はどうだろうか。


安倍首相は以下のようにコメントしている。

しかしながら具体的な対策案はまだ出ていない。


「なんとなく出ている経済対策」は以下の通り

〇規模

・20兆円を予定

〇失業対策

・収入源世帯に現金給付

〇倒産対策

・中小企業向けの無利子融資・給付金

〇景気刺激対策

・旅行や外食などの商品券

つまり日本は「何もきまっていない」という状況です。


私たちは今何をするべきなのか

個人的な見解ではあるが、私たちができることは限られていると思います。


限られてはいるが以下のことを徹底する必要があります。

・不要な外出は控える

・「3密」を避ける

・若者は自分が無敵だと勘違いしない

・正体不明の殺人ウイルスとの戦いではないと理解する

・自分から情報を取りに行く

・デマに踊らされない・混乱しない

・手洗いうがい・消毒の徹底

簡単な方法ではあるが、個人の感染・感染の拡大を防ぐ対策をしてはマストだと思っています。


以上が今回の特番でした。


本日の記事はNewsPicks(ニューズピックス)の記事をかなり参考にさせていただきました。有料記事なので月額料金が必要ですが、10日間無料で試すことが可能です。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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