
今回の記事の対象者は以下のとおり
「教員の仕事疲れた・・・」
「教員からもう転職したい」
「教育界ではなくビジネスの世界で勝負したい」
「新学期を迎えたけど心折れました」
今回の記事を読めば、具体的な転職までのステップが分かります。
(ブログを読むのに13分ほどかかります。最後のまとめだけ見ても重要なことをは分かりますが、最初から読むことをオススメさせてください。)
この記事で皆さんに伝えたい内容
伝えたい内容
〇「転職相談をすることの無意味な理由」を理解する
〇自力で職務経歴書を書くことの重要性
〇転職エージェントへの登録の重要性
〇教員を辞めることのメリット・デメリット
〇教員のオススメの転職先についての理解
〇退職の時期
〇希望先の会社に自分をどうコミットさせるのか
2020年4月12日現在、コロナウイルスの影響でこれから大きな不景気がやってくる気配がします。
そんな中で「教員は辛いけど公務員だから給与も安定しているし、やっぱり続けよう・・・」と思っているあなた。
それは間違っています。
間違っている理由
〇リモート授業が広まる
〇リモート授業が可能であれば、教員が少なくて済む
〇より授業が上手い優れた教員しか生き残れない
〇民間企業の参入
以上の事実を踏まえてもこれから教員の規模は縮小していくはずです。
今回の件で転職を控えるのではなく、今回の機会を引き金に転職にむけて準備をすることをオススメします。
〇この記事を書く私はこんな人
元ゴリゴリの高校体育教員
3年で教員を辞めて1年間放浪の旅へ
教員からの転職に成功
2020年現在3度の転職に成功し、報酬待遇ともに右肩あがり
駆け出しブロガー・ブログ更新中
2020年5月に月PV1万越え・収益5桁を達成
【教員からの転職】をテーマに書き進めて、みなさんのおかげもあり、グーグル検索ページNo.1を獲得しました。
みなさんありがとうございます。
この事実からも分かるように、教員または公務員から転職を考えている人は以下のような流れで、教員・公務員から転職するためのヒントを探しています。
転職活動に不安で、実際に転職した人の情報を集めたいという欲求
↓
検索する
↓
教員からの転職を成功させた人の情報・記事を読む
↓
その人が進める大手の求人サイト訪問(なぜなら本人が使っているか)
↓
登録
↓
転職活動スタート
この流れです。
私が実際に転職活動をした4年前は今よりも情報がかなり少なかった。
当時に比べると情報はかなり多くなっていますが、より洗練された情報が皆さんには必要になってきます。
私の生きた経験がみなさんの手助けになるように記事を書き進めていきます。
最後まで是非お読みください。
目次
教員からの転職ステップ①:「転職相談をすることの無意味な理由」を理解する
教員を辞めようかと思った時、皆さんが取る行動は「相談」だと思います。
これは間違った行動です。
理由は以下の通り
〇教員・公務員からの転職は否定される
〇相談しても答えをくれる人がいない
〇相談したら不安になる
深掘りします。
教員・公務員からの転職は否定される理由
世間の考えからすると
公務員=安定
という考え方です
よって、教員・公務員からの転職は「安定を捨てる」という決断と世間は判断するので必ず否定・止められます。
相談しても答えをくれる人がいない
そもそも、自分の周囲に「教員からの転職した人」がいるのでしょうか?
人間は知らないモノを嫌う傾向にあります。
すなわち、教員からの転職を経験したことがない人に相談しても、経験がないゆえにその判断が危険・辞めておいた方がいいというロジックになるため否定されます。
そして有益な情報は得られません。
なぜなら経験したことがないからです。
相談したら不安になる
相談したら必ず不安になります。
転職の際は超えるべき心理的ハードルが存在するからです。
特に教員からの転職を否定された後は、答えを正当化して「やっぱり今はタイミングではない」と解釈します。
相談したら不安になるだけなので、やめましょう。
転職の時に乗り越えなければならない「心理的ハードル=バイアス」について詳しく書きましたので、詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
教員からの転職ステップ②:「自力で」職務経歴書を書く
職務経歴書を書く目的は以下の通り。
目的
・スキルの棚卸
・職務経歴書を書くことの難しさを知る
・絶望する
以上の3つの目的があります。
教育の転職の際に重要なのは、教員をしていたときに「どんなスキルが身につき、実績を残したか」が非常に重要です。
ここで教員の皆さんが「職務経歴書に書けそうなこと」は以下の通り。
・教員免許
・部活動指導
・学年主任の経験
・教科主任の経験
・生徒指導
・コミュニケーションスキルに自信
・教えるという経験
結論からいうとこれらは「スキルでもなく実績でもない」です。
なぜか。
・教員免許
このの資格に関して汎用性がないと判断される
・部活動指導
・学年主任の経験
・今日か主任の経験
数字、具体的な成果をまじえて記載することができないので成果とみなされない。
・コミュニケーションスキルに自信
・教えるという経験
転職活動中に、以上の2点に自信があると面接官に伝えたところ「学校現場でのコミュニケーションスキル・教えるというマネジメント」と「民間企業での コミュニケーションスキル・教えるというマネジメント 」は全く異なると論破されました。
以上のように、職務経歴書を「自力」で書き、スキルの棚卸をすることによって自分を丸裸にしましょう。
ここまでで目的の1は達成しました。
同時に2と3も達成しています。
職務経歴書を何も参考にせず書いた方は
思っていたより、職務経歴書を書くことがはるかに難しいことが分かったはずです。
「職務経歴書を書く」ということが転職の最初のハードルです。
よって2番目の職務経歴書を書くことの難しさを知る
も達成しました。
ここまでくれば3の目的も達成です。
そうです。
「絶望」です。
注意ポイント
〇スキルもない
〇実績もない
〇職務経歴書もまともにかけない
という状態を知り、絶望することが大事です。
職務経歴書のポイントが知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
ココがポイント
この職務経歴書に関して最初に丁寧にアドバイスをくれたのがリクルートエージェントです。ここに登録することで、自分の強みを洗い出してくれます。専属の担当者もつきます。長い転職活動を乗り越えるための最強のパートナーともいえるエージェント。それがリクルートエージェントです。もちろん私も実際に利用しました。
教員からの転職ステップ③: 教員を辞めることのメリット・デメリット を知る
教員・公務員から転職するメリットはあるのか?
デメリットばかりではないのか?
結論からいうとメリット・デメリットは以下の通り。
メリット
〇ビジネススキルが身につく
〇頑張ったら評価され・給与が上がる(成果報酬型)
〇自分と家族の時間が確保できる
デメリット
〇プレッシャー
〇給与が安定しない
〇会社は安定しない
ビジネスモデルスキルが身につく
ビジネススキルが身につくと何が良いかのか。
そのスキルは様々な分野で活かせる・汎用性があるかです。
教員のスキルは「学校現場特有のスキルであり汎用性に乏しい」のが事実です。
よって、ビジネスのスキルを身に付けられることがメリットです。
スキルは実践の中でしか身につきません。
成果報酬型
頑張ったら評価されるというのも魅力的ではないでしょうか?
私も教員の時に、ふと疑問に思ったのは「定時出社・定時退社する部活動も指導していないベテラン教員が私よりも給与が高い」という事実。
これはおかしいなと思いました。
そこに疑問をいだいてるのであれば、これはかなりのメリットのはずです。
給与は上がります。ただしこれは可能性です。
先にも書きましたが成果報酬型で頑張り続ければ、教員の給与は超えられます。
これは私自身も経験しています。
時間が確保できる
民間で働いてる今の方が、自分のための時間がさけていると思います。
ブラック企業は確かに存在すると思います。
しかしながら、今のご時世「比較的自由な働き方」を取っている企業の方が多いのではないかと思っていますし、実感しています。
教員の時は自分のための時間がなかなか確保できなかったため。今の方が自分のために時間使えていると痛感しています。
デメリットに関して
デメリットに関しては全て関連づいているので、1項目にまとめました。
プレッシャーは教員の時よりもあります。
理由は以下の通りです。
〇個人として成果を常に求められる
〇会社としても成果を求められる
〇倒産・解雇の可能性がある
個人としての成果は当然求められます。
これはプレッシャーの要因1です。
次に会社としての成果です。
よく勘違いしてしまう人がいます。

以上のような人。(ただし良く分からない理由、経営者の傲慢な判断で払われない場合もあるので、そんな会社はすぐに辞めましょう)
会社としてお金が残っていなければ、スタッフには分配できないです。
したがって会社としての成果も非常に重要であり、それがプレッシャー・不安要素でもあります。
最後の不安要素が一番大きいですが、会社は突然つぶれます。
突然解雇の可能性もあります。
教員・公務員はその可能性はないですね。
ココがポイント
教員であったことのメリットやデメリットを冷静に分析したくれたのがリクルートエージェントです。長い転職活動を乗り越えるための最強のパートナーともいえるエージェント。それがリクルートエージェントです。利用しない理由が存在しない。それぐらい素晴らしいサービスです。
教員からの転職ステップ④:教員からのオススメの転職先を確認する
まず疑ってほしいのは、以下のような転職先を進めているサイト、または進めてくる人です。
〇塾講師
〇学童保育所
〇インストラクター
〇介護職
上記の転職先を進められたなぜ疑うのか?
疑わないといけない理由
給与面・待遇が上がらない、むしろ下がる可能性あり
塾講師・学童は業界が縮小傾向にある
インストラクター系・介護系のスキルは汎用性がない可能性が高い
そもそも、上記の転職先で自己実現ができない可能性が高い
転職を考えるは「より良い働き方・働く環境・収入・待遇・自己成長」を求めているはずです。
上記のような業界・職種についてそれが果たせますか。
私も教員から転職する時に、オススメの転職先が上記のようなものが並んでいて絶望しました。
(*注意*上記の職種を軽蔑しているわけではないことをここに述べておきます。)
私は営業・品質管理系の職種に転職し自分のスキルを向上させると同時に、収入・待遇面も上がっていきました。
転職の面接は自分でホームページ等から直接企業に申し込むことも可能です。
しかしながら私は転職エージェント「リクルートエージェント」を使いました。
理由は以下の通り。
〇経験を生かさせそうな仕事を探してくれる
〇「こんな仕事がしたい」と要望するとそれに合わせた可能性の高い求人を出してくれる
〇志望先の業務内容を詳しく教えくれる
ありきたりな職業の紹介ではなく、自分の要望にそった提案をしてくれて、転職可能性まで教えてくれます。一切の忖度なし。それがリクルートエージェントです。
教員からの転職ステップ⑤:退職の時期を決める
教員からの転職でむずかしいのが「タイミング」です。
結論から言うと
退職の意思を伝えるタイミングは年末年始です。
その時期に今年度いっぱいで退職する意思を表示しましょう。
この時期に、退職の意思を伝えるのが良いのは「転職活動のシーズン」を逆算した結果です。
転職活動にかかる時間は平均して3カ月~6カ月といわれます。
もちろん早い人は一ヶ月で終わります。
転職市場は盛り上がる時期は年に2回あります。
2月~3月
4月から新しい年度がスタートするため、その社内体制をしっかり整える準備として上記の時期に求人倍率があがります。
8月~9月
下半期がスタートする10月に向けて、4月と同様に社内体制をしっかり整える準備として求人倍率があがります。
詳しくは以下の記事を確認してください。
教員からの転職ステップ⑥:転職志望先の企業研究
ここから難易度が上がります。
しかしながらこの記事を読んでいれば、簡単です。
企業研究をどのようにするのか。
〇事業内容を調べる
〇企業理念を調べる
〇売り上げ・業績等を調べる
以上のようなことは私も行いました。
しかしながら、これらの調査は重要度・優先順位が1番ではないです。
企業調査・企業研究で私たちが調べなければならないことは、その企業が今後どんなことをしたいのか・今後の展望を徹底的に調べることです。
これが重要な理由は以下の通り。
会社の未来に自分が貢献できることを説明するため
将来の業績に自分がコミットできることを説明するため
起業に未来に強くかかわりたいことを伝えるため
中途採用は新卒ではありません。
これは教員からの転職であっても同様です。
企業は自分たちの未来の業績・売り上げに貢献してくれる人を欲しています。
現状維持のために、採用することはありません。
まとめ:教員からの転職はステップを踏めば可能
最後に、もう一度ステップを振り返ります。
教員から転職の際に必須のステップ
1.転職の相談はしない
2.「自力で」職務経歴書を書く
3.教員を辞めることのメリット・デメリットを知る
4.教員からのオススメの転職先を確認する
5.退職の時期を決める
6.転職志望先の企業研究をする
ここまで10,000字にも及ぶ文章を読んでくださった方々に必要なこと。それは「行動」です。
すぐに転職に向けての行動をおこしてください。
そうは言っても、まだ行動する必要なんてないよね。って思っている人は以下のブログ必見です。
絶対登録すべき転職エージェント
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