【教員を辞める若者】日本の学校教育のオワコン説

日本の学校教育って大丈夫かな?

教員の離職率ってどのくらいなんだろう?

若手の教員は、教員の仕事を続けているのだろか?

と疑問や不安を抱いて、この記事を読みに来た方が多いのではないでしょうか。


今回の記事は、上記のような方必見の記事です。


今回の記事では「日本の学校教育オワコン説」を書いていきたいと思います。



 

〇この記事を書く私はこんな人

元ゴリゴリの高校体育教員

3年で教員を辞めて1年間放浪

教員かたの転職に成功

2020年現在3度の転職に成功し、報酬待遇ともに右肩あがり

ブログ更新中





教員を辞める若者

2020年4月6日現在。世界はコロナウイルスの感染により今まで体験したことのない危機に直面しています。


教員の皆さんは新学期の準備などに追われていたのではないでしょうか。


また、感染症対策も非常に大変ではないでしょうか。


教員の時に、以下の質問をよくされました。

〇春休みがあるんでしょ?羨ましい・・・。

〇夏休みは長期で休みを取ってどこかに出かけるの?

〇教員て休みがとりやすくていいよね?





何度言われたことか。


質問に答えるのも段々とアホらしくなってくるので

そんなことないよ

で終わらせます。


教員をやっている方がこのブログを見ているのであれば、共感できるのではないでしょうか?


私も高校の教員だったので

・部活動の大会の帯同

・学校祭に向けての準備

・補習授業や、大学試験に向けての対策

などがあります。


基本的には長期休暇であっても学校に出てました。


NEWSPICKSの記事でも「学校教育は必要ない」とか、堀江貴文さん自身も「学校に行く必要なんてない、スマホがあれば十分」と言っています。


今、日本の学校教現場は疲弊しきっている状態であり、教育制度自身も時代遅れなのかもしれません。


どのくらい現場が悲惨な状況なのかは、こちらの資料を見て頂ければわかると思います。


つまり、ほとんどの教員が過労死ラインを超えて仕事に打ち込んでいることになります。


この状況の中でさらに事態を悪化させているのが、教員を目指す若者が減っているという状況です。

事実、教員採用試験の競争率も低下している。小学校教員採用試験の競争率は、ピークの2000年度試験では12.5倍だったが、2017年度は3.5倍にまで下がっている。受験者は4万6156人から5万2161人に増えているが、増加は主に都市部で、数としては受験者が減っている県が多い。その一方で採用者は増えているのだから、どの県でも競争率は下がっている。<図2>は、小学校教員採用試験の競争率で47都道府県を塗り分けたマップだ。


文科省『公立学校教員採用選考試験の実施状況』

  

この資料を見れば明らかなように、倍率が下がっているという事は、教員を志す若者の人数が減っていることになります。


さらには国立大学教育学部への志願者の減少してます。少子高齢化の影響を考えたとしてもこれは異常。

https://dot.asahi.com/photogallery/archives/2019030800064.html




若い人が教員になることを辞める、なれたとしても教員を辞めてしまうという現実がどんな事態を招くかというと、一番は教育の質の低下だと考えています。


教育の「質」の低下

日本は諸外国に比べて優秀な教員を確保できていたようです。

しかし日本は違っていて、学力が高い生徒を教員に引き寄せることに成功している。その度合いは世界でトップだ。その次が韓国となっている。両国とも国際学力調査ではいつも上位に食い込むが、これは教員の高いパフォーマンスゆえとも考えられる。


OECD「Effective Teacher Policies」2018年

私の友人にも東大にいって「教員」になりたいと志して、教員になった友人がいます。


東大に行ってまでなんで教員に?と私も思いましたが、彼のような人材がいるから日本の学校教育のレベルが高く保たれていたのだと思います。


しかし、教員を取り巻く環境が悪すぎて優秀な若者を確保できない状況になっていますね。


この事実があると、確かにYouTubeで優秀な塾講師が解説している動画や、カリスマ先生の講義をDVDで受けた方がいいのかもしれません。


起業家を生み出せない日本教育の仕組み

決められたルールの中で、列からはみ出すことなく目の前に立つ「先生」と言われる人の求める「答え」を導き出せた生徒が褒められる。


これが学校教育の仕組みだと思っています。


この仕組みとは矛盾して、自由な発想を大切にしよう!!と言います。


教員の方々、本当にお疲れ様です。


これはあなたたちのせいではないです。


学校教育のルールからはみ出そうとする「規格外の先生」も、結局ルールに縛られて心が折れるか、過重労働で体が壊れる。


とにかく学校ではルールを守ることが最優先されます。


日本の学校教育で重要なこと

〇同一性(みなと同じ)

〇「同じと答え」をより早く答える

〇個性はいらない

〇失敗が減点





従業員気質と言われる特徴は以下の通り。

〇上司の顔色を常にうかがう

〇大多数についていく

〇指示されたこと以外はやらない・できない

〇挑戦より、無難な方法を選択




起業家・経営者の思考

〇正解がないことを考える

〇トライ&エラー

〇孤独との戦い





外せば売り上げがたたないし、正解ならば利益を生み出す。

正解がないこと・正解が分からないモノを自ら探すといった事が必要になってきます。


以上の3つを比較したら「なぜ日本は起業家が少ないのか」が納得できるのではないでしょうか。


教員という仕事の本当の意味でブラックな理由

教員はブラックです。


だから多くの若手の人たちが、最初に抱いた志を忘れて教員を辞めます。


皆さんが考える「教員のブラックさ」なんでしょうか?

〇賃金

〇労働時間

〇親からのクレーム

〇責任





ほとんどの方が以上のようなイメージだと思いますが、不正解です。



以下の記事に目を通してください。


こちらに、「教員の本当のブラックな面」が記載されています。

極めつけはこれです。




「このまま教員を続けて大丈夫なのか・・・」と迷ったあなたへ

日本の「教育を全員に受けさせようとする仕組み」は素晴らしいです。


しかしながら、受けさせることが目的になっていて、内容を充実させることがおろそかになっています。


頑張っている教員のためにも働く環境を整え、教育の価値を見直す必要があります。


現職の教員の方が、私のこの記事に辿り着いたのであれば

「私ってお終いなのでは・・・」

という気持ちになってしまうかもしれません。


そんなことはないです。


もう一度私の経歴を書かせてください。

〇この記事を書く私はこんな人

元ゴリゴリの高校体育教員

3年で教員を辞めて1年間放浪

教員かたの転職に成功

2020年現在3度の転職に成功し、報酬待遇ともに右肩あがり

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教員から転職されて素晴らしい能力を発揮されている方もいます。


教員の道がダメになったらすべてが終わりだとは思わないでください。


教員からでも転職は可能です。


以下に私が実際に転職活動時に利用させていただいたサイトリンクを貼っておきます。


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